「家賃がもったいないから家を買う」その前に、俺の失敗談を聞いておけ！

「毎月家賃を7万円以上支払っているのってもったいなくない？」

「家を買った方が家賃安いよ？」

という甘い誘惑に乗せられて、私は実際に30歳で家を買いました。

 

しかしその結果、家賃が安くなり生活に余裕がでたか？というと

答えはNOです。

 

この記事では

「中古住宅購入で月々家賃が下がったのに、

生活費は変わらない」

という実態を私の体験を通してリアルにお伝えします。

家賃がもったいないと感じているあなたは、ぜひ参考にしてください。

家賃はもったいない？収入の何割が目安？

家賃は

までに抑えるのが目安です。

 

わが家は5人家族で収入は

手取り22万円のいわゆる貧困層の家庭ですね＾＾

地方に住んでいて特に生活に困るレベルではないので、ご心配なく笑

 

わが家の家賃は6万円程度が妥当です。

しかし、実際には賃貸マンションに7万円支払っていました。

 

「家賃もったいないな。もっと家賃が下がらないなかな…」と思っていました。

 

3人目の子どもが生まれ、いよいよ家賃を下げなくては！と思い

築30年で1100万円の激安物件を思い切って35年のフルローンで購入しました。

月々の家賃は32000円です。

破格！(´Д｀)

 

以前は70000円支払っていたので、38000円も余裕が出る！

とウキウキしていました。

 

しかし、実際は家賃が下がっても

生活費のトータルは全く変わりませんでした。

その理由を次にお話しします。

 

住宅購入をして後悔しまくっている理由をまとめた

家賃がもったいなくて家を買った結果は？

家賃が下がったのに生活費はトータルでほぼ変わりませんでした。

それはなぜかというと、

その他の支出が上がったからです。

 

支出が上がったのは

この項目です。これに対して下がったのは家賃のみ…

具体的に説明していきます。

固定資産税？

まず、家を購入したことによって今までになかった

固定資産税を支払う必要がありました。

自分の家を持つことによって、税金が発生します。

 

わが家は年間30000円程度で、

築30年の物件ですので、資産価値が低いために固定資産税はすごく安いです。

しかし、新築やもっと築浅物件は固定資産税が

もっと高いですのでお気をつけて。

家の管理費とは？

わかりにくい出費ですが、家の管理費が必要です。

など今まで必要なかった薬品類の購入が増えました。

しかもコレを撒いたり、枯れた草を集めたりする庭掃除の

労働付きです(´Д｀)

 

雑費は増えるわ、手間は増えるわで…ちょっとうんざり＾＾；

薬品類やその他家を整備するための

このお金って賃貸にいたときは、

管理費として支払っていたんですよね。

 

管理費を払わずに自分の家を持つということは

など、突然のトラブルにはすべて

自費で対応することが必要になります。

 

自分で家を持つようになって初めて

管理費の重要性がわかりました。

管理費ってムダなお金ではなかったのです。

 

家の管理に追われて、家にストレスを感じている私の苦労話は

食費が上がった？

住宅を購入したからといって、なぜ食費が上がったのか不思議に思うでしょう。

これは「生協宅配」を使うようになったからです。

 

今までスーパーの近くに住んでいたのですが、

安い家賃で田舎の家を購入したために買い物が不便になりました。

 

子どもが3人もいるので、なかなか買い物に出かけることが難しいです。

生協は便利ですが、やはり配送料などが上乗せされているために割高です。

 

割高の商品を買うようになり、米やオムツなどの大物日用品もすべて一括して頼んでいます。

そのため

食費を節約するためにはマメに買い物に行けばいいのですが

家事育児仕事の上に買い物までがんばると疲れてしまうので

ここは経費として使っています。

 

家を買ったら食費が上がるなんて想像していませんでした。

光熱費が爆上がり？

住宅を購入して、一番上がったのは光熱費です。

今まで賃貸に住んでいて、初めて一戸建てに住むことになった私は知りませんでした。

 

一戸建てがすごく寒いことを！

 

一戸建ては空間が広いのでエアコンがききにくく、

マンションのように隣と密着していないため

断熱性が低いです。

 

エアコンで暖めても暖めても寒い！！

そして築30年の中古住宅はさすがに壁が薄い…。

壁は板張り一枚で、床下も板張り一枚でした。

 

寒さに凍えて、エアコンをしっかり入れていたら光熱費は爆上がり。

 

脅威の電気代月30000円を記録してしまいました。

でも、壁を厚くするリフォームをするお金もなく、小さな子どもがいるのにエアコンをつけないわけにもいきません。

壁が薄いとか内覧したくらいではわかりません。

 

マイホームを購入しようと内覧するときは売主から

情報を引き出さなくてはいけません。

ガソリン代は？

ガソリン代が上がったのは、

田舎に引っ越したからです。

 

ガソリン代とは、いわゆる交通費のこと。

ド田舎ではないですが、子どもがいるので車がないと不便です。

 

保育所の送迎や買い物にも車は必須。

さらに週末には義実家に通う習慣があるので、

義実家までのドライブがかなり長距離になりました。

お世話になっている義実家へ通う頻度を減らすわけにはいきませんからね。

通信費は？

通信費が上がったのも予想外でした。

 

通信費が上がった理由は

「テレビアンテナ」がないからです。

 

中古住宅を購入して初めて

を知りました（無知）

 

テレビアンテナをつけるには

工事費も込みで20万円程度まとまったお金がいりました。

 

家を買ったばかりでその出費は痛いので、まずはインターネット回線を使ってテレビを見ることにしました。

そのためケーブルテレビを契約することになり、通信費が3000円UPしました。

 

私はテレビがなくても生きていけますが、夫はそうではありません。

夫にとってテレビは生活の必需品です。

 

家賃を安くしようと思って家を買ったのに、

お金って予想外、想定外の形で

どんどん出ていきます。

私が住宅購入後に予想外に出ていったお金は150万円です。

 

トータルで38000円UP？

結局、月々の生活費が38000円アップしてしまいました。

家賃は70000円から32000円に下がったので38000円ダウンでした。

というめちゃくちゃ

残念な結果となりました。

 

これが家賃がもったいないと思って、住宅を購入した末路です。

ご査収ください。チーン( ;∀;)

私は住宅ローンを借りる際にも手痛い失敗をしています。

はい、私の住宅購入は失敗の嵐ですので、参考にしてね…（泣）

家賃がもったいないから家を買うのはダメ？

家を購入した結果、家賃は下がっても

生活費のトータルは変わらないという事実をお伝えしました。

 

実際に家を買って学んだことは

この2つです。

賃貸はもったいない？

賃貸に住んでいると家賃がもったいないなと漠然と思っていました。

 

しかし、家を買った今、

家の管理をする大変さを知りました。

 

今まで管理費って何だよ、更新手数料とか高いだろと思っていました。

でも賃貸の管理費には

など、家にかかる手間の全てを

外注する費用が含まれていることがわかりました。

 

マイホームを得て、

その世話にうんざりしてやっと

と納得できています。

お金は必ず出ていく

住宅購入で月々の家賃が安くなったところで、生活は楽になりません。

家賃を削ったとしても、その他で

必ずお金はでていきます。

 

私は家を買って、

お金は違う形で必ず出ていくことが身にしみました。

 

私が家を購入したために、思わぬ形で出ていった150万円のことは

 

私は家賃がもったいないと思って、家を購入しました。

しかし、買ってからはホントに

後悔ばかりの毎日です。

 

最大の魅力である家賃が下がるという効果も得られず、買った家には不備ばかりです。

 

そもそも住宅購入は知識戦なので、本での勉強が非常に大事です。

知識がないまま行くと不動産屋のマジックにだまされてしまいます。

 

本気で家を買うことを検討している方は、必ず住宅購入に関する本を1冊読んでください。

 

本を読むのもめんどくさい人は、絶対に家を買ってはいけません。

 

不動産営業マンに

カモられるだけなので、やめておくのが賢明です。

 

読むべき本は

にまとめてありますので、絶対に読んでから家を探してね。

 

本を読んで勉強するのもめんどうだな…と感じるならば、住宅購入は絶対にダメです。

 

私の中古住宅購入失敗談特集は、

住宅購入について考えているあなたにとって

非常に有益な情報ですので、じっくり読んでいってくださいね↓