人生の中で最大の選択といっても過言ではない住宅購入で損なんてしたくないですよね。
損をしないために重要なのは情報収集です。
しかし、情報収集をロクにしないまま
「子どもができたし、そろそろ家を買う時期かな」という勢いだけで
家を買って大損害を受けているのが私です…
この記事では、家の購入に大いに失敗した私が
「家を買う前にちゃんと教えてといてよ!!」と切実に思う貴重な情報をまとめました。
これから家を買うあなたにとって重要な情報ばかりですので、見逃さないでください。
<注意>この記事での家は中古住宅のことです。
Contents
家を買って後悔したくないなら知るべきこと3つとは?
不動産業界は専門知識の嵐です。
「知らない」ことがもたらす不利益は計り知れません。
私は家を買うときに無知だったために、不利な契約を結んでしまいました。
私がどんな家を買ってしまったかは
30歳で築30年の中古住宅を購入して後悔した理由を【写真付】で説明にて
赤裸々に語ってます。
そのときは不利な契約であることにも気がつきませんでした。
家を購入し、実際に住んでいろんなトラブルを経験して、
そこで勉強してやっと不利な契約を結んでしまったバカな自分のことがわかったのです。
そんな後悔ばかりの私が切実に
「家を買う前に知っておくべきだった!」と思うことを3つ紹介します。
その3つとは
- 瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)の重要性
- ホームインスペクションの存在
- 住宅コンサルティングサービスの存在
聞き慣れない言葉ばかりですよね。
引きそうになるのはわかります。
しかし、ここで目をつむるとめちゃめちゃ不利益な契約につながります。
わかりやすく説明しますので、あなたの未来のために知ってください^^
瑕疵担保責任の重要性とは?
中古住宅を購入するときに、
この瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)について
正しく理解しているかいないかでは大きな差がでます。
まず言葉の説明をしますね。
<瑕疵(かし)とは?>
家の見えない欠陥や不具合のこと
です。
見えない欠陥とは
- シロアリが柱を食べていた
- 見えない雨漏り
- 家が傾き
など、普通に生活している範囲では目に見えないところで起こる不具合のことです。
普通に生活していて、床下や天井の状態を把握している人の方が少ないですよね。
でも中古住宅を買ってから、
その瑕疵(かし)を発見することが当然あります。
中古住宅を買ってから瑕疵を発見した場合、売主がその責任をとる
というのが瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)です。
家の不具合を売主が責任をもって直してくれるので、
家を買う方にとって有利なルールです。
法律では、瑕疵担保責任は家を買ってから10年間効力があります。
しかし、これって売主にとってすごい負担ですよね。
家を売ってから10年も責任を取り続けるなんてキツ過ぎます。
なので、家の売買契約のときに
売主と買主の間で瑕疵担保責任の期間を決めるのです。
期間は最長6カ月で、ゼロのこともあります。
瑕疵担保責任の期間がゼロの場合は、
家を売ったあとに瑕疵が見つかっても何の責任も負いません。
という意味です。
私は契約時に「瑕疵担保責任」の言葉の意味を
不動産セールスマンから教えてもらいました。
「へーそんな制度があるんだね」と思っただけで、
その重要性について全く理解しないまま
瑕疵担保責任の期間はゼロという契約を結びました。
どんな瑕疵が見つかろうと売主は関係ありません。という契約です。
無知って怖いですね。こんな契約結んだらダメです。
買主にとって不利すぎます。
瑕疵担保責任もないまま契約を結んだ私は
そのあと見えない瑕疵を見つけまくりましたが、
誰も責任をとってくれず泣き寝入りです。
<体験談>中古住宅の購入で騙された!住宅ローン減税受けたけど、これは酷いわ
という記事ではヤバい瑕疵の写真を載せてます。
当然ですよね。
私がその契約にOKしたんですから。
でも、そのときの私にはこれは不利な契約内容だ!と判断する力がありませんでした。
情報弱者はほんとにただのカモですね。情けないです。
カモられないためには情報収集が必須です。
【超初心者向け】中古住宅を買う前に読むべきおすすめ本ランキング!読まないとただのカモだよ?
もあわせて読むことをおすすめします。
瑕疵担保責任こわっ!ってなりましたか?
でも実は私のような悲惨な状況にならないために、超役に立つ保険があります。
それが「既存住宅売買瑕疵保険(きそんじゅうたくばいばいかしほけん)」です。
長いので、以下「瑕疵保険(かしほけん)」といいます。
これこそ、ほんとに「先に教えといてよ!!」と思った情報でした…
瑕疵保険とは?
細かく説明するとうんざりしちゃうのでさくっと言うと
<瑕疵保険とは?>
中古住宅を購入後にみつけた瑕疵の修理代を払ってくれる保険のこと
火災保険だと、火事が起こったときに必要なお金を支払ってくれますよね。
同じように瑕疵保険では、
家を買った後で瑕疵をみつけたとき、修理に必要なお金を払ってくれます。
保険費用は10万円~15万円と高額ですが、
最長5年間の保証があるので安心が買えます。
わが家の瑕疵は補修しようと思えば100万円以上が余裕でかかるので、
瑕疵保険に入っていたなら受けられたメリットは大きかったはずです。
家買う前に瑕疵保険のことを知っておきたかったと切実に思っています。
情報弱者は後悔しまくるので、さらにくわしく知りたい方はsuumo(スーモ)の
をご覧ください。ちょっと読みにくいけど、情報みっちりつまってます。
ホームインスペクションとは?
ホームインスペクションって聞き慣れない横文字ですよね。
<ホームインスホームインスペクションとは?>
専門知識と技術を有した専門家(インスペクター)が
- 住宅の欠陥の有無や劣化状況
- 改修箇所やおおよその費用など
を調査・診断し、アドバイスを行うサービスです。
ざっくり言うと、家の「健康診断」をしてくるサービスです。
家に重大なケガはないか?病気はないか?
と専門家が調べてくれます。
中古住宅はその家々によって、
メンテナンスの状況や使い方のダメージが違います。
素人がぱっと見て家の状態を把握することは不可能です。
そこで、不動産会社でも買主でもない第三者の目を入れるためにホームインスペクションを行います。
このホームインスペクションを行うことで、
これから買おうとする家の安全性や性能を正確に知ることができます。
家の安全性の確認は何よりも重要なことですよね。
費用は5~6万円かかりますが、
実際に家を買ってから何百万もの修理が必要な家だったと気づくよりはずっと安いです。
契約前にホームインスペクションを行っておけば、
買ってはダメな物件を買うことにはなりません。
もう、ほんとにホームインスペクションやっとけばよかった…と私はいつも思っています。
ホームインスペクションのことも家を買ってから知りました。
もちろん、不動産会社は教えてくれませんでした。
ホームインスペクションの結果で、物件が売れなくなったら困りますからね。
1つ注意しておきたいのはホームインスペクションのタイミングです。
必ず不動産売買契約前に行ってください。
契約後にホームインスペクションを行って、
その結果を見てから契約の解除はできませんので覚えておいてください。
非常に重要ですよ!
契約前にホームインスペクションですよ!!
先ほど紹介した
- 瑕疵保険
- ホームインスペクション
の両方を行っておけば、
どんな家であっても住めないほどの悲惨な状況になることはありません。
家を安心して買うためのサービスや保険があることを知っておけば、選択肢がぐっと広がります。
この2つを家を買う前に知っておきたかったと悔やまない日はありません。
住宅購入に関する本を1冊きちんと読んでおけば、全て手に入れられる知識ばかりです。
家を買うという重大プロジェクトに挑むならば
必ず勉強してください。
【超初心者向け】中古住宅を買う前に読むべきおすすめ本ランキング!読まないとただのカモだよ?
で、読みやすい本を紹介してます。
あなたは、瑕疵保険とホームインスペクションを賢く利用して私のようにならないでくださいね^^
住宅コンサルティングサービスとは?
最後にご紹介するのが住宅コンサルティングサービスです。
これも知っておきたかったな…と心から思っています。
住宅購入は未知の世界なので、
何でも相談できる人がいると心強いですよね。
住宅購入に関する悩みを何でも相談できるサービスが
「住宅コンサルティングサービス」です。
家を売ろうとグイグイ押してくる不動産会社ではないので、
家選びを中立的な立場からサポートしてくれます。
家選びを失敗する大きな要因は
- 情報不足
- 不動産会社選びのミス
この2つです。
コンサルティングサービスを使えば、
情報不足を補い、あなたにピッタリの信頼できる不動産会社を紹介してもらえます。
初めから不動産会社に飛び込むと、
何も知らない初心者感が丸見えでカモられちゃいます。
なので、ぜひコンサルティングサービスを使っていきましょう。
コンサルティングサービスならば、
あなたの話をじっくり聞いてあなたに必要な情報を無料で提供してくれます。
今伸びているおすすめのコンサルティングサービスは
住まいの窓口は
- 全てのサービスを無料
- 中立的な立場
であなたの家探しをサポートしてくれます。
忙しくてなかなか時間がとれない人は電話でサポートしてくれますので、一度相談してみてくださいね。
私は誰にも相談せずに、夫婦だけで家の購入を決めたので情報が少ないままでした。
そうして家を買って、見事に後悔しています…
家の専門アドバイザーに聞きたいことを全部聞いて、
相談しながらすすめていれば、また違った未来があったかもしれません。
夫婦だけで家探しについて悩むよりも、
専門知識を持ったアドバイザーの意見聞くことで情報が得られ
新しい選択肢が見つかることもあります。
家探しに不安があるなら一度相談してみてくださいね。
▼無料です▼
家を買って後悔する前にやるべきこと
家を買って大いに後悔した私が「家を買う前にやるべきだった」と思うことは
- 瑕疵保険
- ホームインスペクション
- 住宅コンサルティングサービス
この3つの保険やサービスの存在を知り、活用することでした。
どれも家を買う人をサポートしてくれる心強い存在です。
この保険やサービスを
知っているか知らないかで天と地ほどの差があります。
不動産取引では情報弱者はただのカモです。
不動産セールスマンの思うつぼにならないように、
これから家を買うあなたは知識武装しなくてはいけません。
必ず勉強してからのぞんでください。
まずは住宅購入に関する本を1冊読むことをおすすめします。
初心者向けの本を
【超初心者向け】中古住宅を買う前に読むべきおすすめ本ランキング!読まないとただのカモだよ?
にまとめていますので、あわせてご覧ください。
私の中古住宅購入失敗談特集は、
住宅購入について考えているあなたにとって
非常に有益な情報ですので、じっくり読んでいってくださいね↓
中古住宅購入<失敗談特集>