家賃を安くしたい!
子どもが生まれて家を広くしたい!
理由はあれど、築年数がそこそこいっている中古住宅を買おうか検討中のあなた。
悪いことは言わないので、やめておいて!!
まずは購入前に、30歳で築30年の中古住宅を買った私が語る
「築年数が20年以上の家に住むというリアル」について聞いていってください。
これから紹介することは不動産屋は絶対教えてくれません。
30歳、家を買う。悲惨な家の現状3つ
30歳、家を買う。
そういうタイミングだし、早いこともないんじゃない?という年齢ですが、
30歳なんてまだまだものが見えていません。
なんとなくのイメージで買った家は、それは悲惨なものでした。
私が30歳で、築30年の家を1000万円で買ったらどんな悲惨なことをがおこったのか3つご紹介します。
- 臭い
- 虫
- 掃除
この3つです。聞いていってください。
臭い
家を購入して、一番悩まされているのは「臭い」です。
(ここでいう「家」とは中古住宅のこと)
こんなことに悩まされるなんて、家を買う前には全く気がつきませんでした。
家を買う前に、やっぱりネットでいろいろと調べるじゃないですか?
でもそこで、こんな情報を見つけることはなかったのです。
中古住宅はとにかく「臭い」ます。
例えば
- ペット
- タバコ
- トイレ
- 加齢臭
- 排水
などの臭いです。
売主は自分の家のいつもの臭いなので気がつかないことが多いです。
だから、隠しているわけではありません。
でも実際に自分が住んでみると前住人の臭いって染みついているものです。
しかも、不動産屋や売主が内覧のときは空気をキレイにするように努めているので、内覧の時点で気づくことは難しいです。
わが家には「排水」の臭いがありました。
築30年の家なので、排水管の構造自体が旧式です。
お風呂の排水管から異臭が上がってきます。
家の外に水を排水する排水管も古くて流れが悪く、水が流れ切らないため、蚊がわいています。
水道会社によると排水構造自体が古く、今はもう使っていない形だそうです。
修理は難しく、大規模リフォームが必要で見積もりは100万以上…
お金ないから、築30年の家に住んでるんですよ?そんな大金ないよ…!
というわけで、今も臭いと同居しています。特に夏はツライ…
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臭いなどの「見えない情報」を売主から聞き出すためには内覧時が重要です。
経験者が語る中古住宅を内覧するときに売主に絶対に聞いておくべきポイント5つ
をあわせてどうぞ。
虫
築30年の中古住宅には歴史がありますよね。家に住む「ゴキブリ」のね!
家中歪みが多くて隙間だらけだから、ゴキブリはどこからでも入ってきます。
台所の下の排水口や、窓の隙間、2階の雨戸の間など虫から見ればスキだらけ^^;
夏には蚊が入り放題だし、アリやクモもよく見かけます。
虫が絶対イヤ!という方は卒倒してしまうような住環境です。
一番怖かったのが、寝室に布団をひいて寝ているときに
ゴキブリがかさかさと足元を通ったときでした。
真夜中にゴキブリと戦うのは本当にやめたい…うんざり。
家を買う前には必ず予備知識が必要です。
一生で一番高額な買い物なのに、なぜかみんな勉強しないまま買ってしまうのが家の怖いところです。
おすすめは「買ってはいけない家と土地」↓
家に関する冷静な知識を幅広く取り入れることができるので、家購入の基礎本です。
必ず家を買う前に本を1冊以上は読みましょうね。
そんなことをめんどくさがるようじゃ、不動産セールスマンの良いカモにされてしまいますよ。
私のことです(泣)
不動産屋にまんまと騙された貴重な経験は
掃除
一戸建てを買うと掃除する場所が圧倒的に増えます。
階段に、庭とここまでは予想できましたが、
中古住宅だからこそ掃除しなければならない場所があります。
それは「家の前の排水溝」です。
最近できた住宅であれば、しっかり排水できるように作られているので、そんなに泥がたまったりしません。
しかし、築年数が古い家は排水の構造も古いので、流れが悪く水が溜まりがちになります。
するとどうなるか?
「藻」が繁殖します。
泥がたまって、藻が繁殖し、雑草が生えだします。
そしてさらに流れが悪くなって、蚊が大量に発生…という悪循環になります。
今まで一戸建てに住んだことのなかった私には想像もつかない現象でした。
中古住宅って、こんなとこも掃除するの…?!
泥をかき出し、雑草をとって、藻をはぎ取ります。超重労働…ほんと疲れる…もうやだ!!
中古住宅の不満なところについては
30歳、家を買う。を成功させるには?
さて、中古住宅のリアルを聞いていただきました。
ハッキリ言って私は中古住宅の購入をすすめません。
住んでみないとわからないことが多すぎるからです。
住む前にすべてを把握して、納得してとするのは難しいと思います。
中古住宅の購入はギャンブル要素が強すぎです。
今では夫婦ともに中古住宅を購入したことを超後悔しています。
買ってから知ることが多すぎてげんなりです。
子どもができたら家を買わなくては…!という幻想に惑わされた結果とも言えます。
中古住宅を購入したら家賃が下がって、家計に余裕がでる!と思うのも幻想ですよ。
楽になると思った家計が実際にどう変化したかは
家賃がもったいないから家を買う?その考えで家を買った結果は散々だよにて詳細を公開中です。
30歳、家を買う。で学んだことは?
30歳で築30年の家を買って学んだことは
- 家を維持していくのは手間がかかる
- 家をキレイに保つには常に多額のお金が必要
- 家には想像が及ばない不備が必ずある
ということです。
中古住宅を実際に買って強く実感したこととは「賃貸の安心」です。
家を管理してくれる人がいるというのは、めちゃくちゃありがたいことだと身をもって知りました。
賃貸には家賃の中に「家の整備費+管理費」が含まれています。
「家を安全安心に管理してくれる」価値にお金を払うことは意味のあることです。
仕事が忙しい、子育てが忙しい。
そんな忙しい日々の中で家の世話までできませんよね。
家に手をかけるのが面倒だと少しでも感じている人は中古住宅の購入はやめるべきです。
じゃあ新築なら大丈夫じゃない?とは思いません。
新築でも一緒です。家にかかる手間というのは「必ず」発生します。
- 壁の塗装が剥げてきたり
- 台風で屋根が飛んだり
- 給湯器が壊れたり
- 水がつまったり
と予想がつきません。
持ち家というのはすべてのことに、あなたが責任を持たなくてはいけません。
昔の人はみんなそれをしていたかもしれませんが、時代は変わっています。
女性は外で働いて忙しいし、男性が大工仕事が得意な時代でもありませんよね。
ならば、修理は業者に外注しよう!としても、
見積もりをとってスケジュールを管理して、どこの業者にするのか考えてって誰がやるの?!!って感じです。
そしてあたり前に出ていく家の修理費。整備費。外注費。
稼いだお金は家の整備に消えていきます。
賃貸に住んでいれば家賃としてこのお金が飛んでいます。
賃貸でも持ち家でも中古住宅でも、新築でも、住居にはお金がかかります。
どれも形が違うだけで必要なお金です。
持ち家でも賃貸でも、一生分の住居にかかるトータルのお金は同じだという調査もあります。
私は家にかける手間が苦手で、大変です。
解放されたい、お金払うから誰か管理して!と思っています。
次に引っ越す機会があれば絶対に賃貸です^^
引っ越しを考えているならば、心から賃貸をおすすめしますよ!!
中古住宅は苦労が多そうだな…と迷ってしまったあなたは全国賃貸情報 アパマンショップで検索かけてみてください^^
失敗談を聞いてちょっと中古住宅の闇に引いてしまっているけども
まだまだ家の購入について考えたい!!というあなた。
でも、住宅購入には見えないところが多いみたいだし
1人で考えるのもちょっと限界があるかも…と不安を覚えたなら
あなたの住まいさがし無料でサポートしてくれるLIFULL HOME’S 住まいの窓口を利用してみてください。
住まいの窓口では専属のアドバイザーが「家さがし」の相談を無料できいてくれます。
住宅購入には専門的な知識を持った人のアドバイスが有効です。
知識武装して家さがしをできるように、専属アドバイザーと一度気軽にお話ししてみることをおすすめします。
誰かに教えてもらうことは恥ではありません。
何も知らないうちから、知ったような顔して、
何もわからないまま変なものを買ってしまうことこそが恥ずかしいことなのです。
LIFULL HOME’S 住まいの窓口の専門アドバイザーにしっかり相談して、納得したうえで
賃貸にするのか持ち家にするのか、中古住宅なのか新築なのか考えてください。
住宅購入は知識戦なので、本での勉強も非常に有効です↓
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私の中古住宅購入失敗談特集は、
住宅購入について考えているあなたにとって
非常に有益な情報ですので、じっくり読んでいってくださいね↓
中古住宅購入<失敗談特集>