2020年4月にスタートした新しい通信教材
「WONDERBOX」(ワンダーボックス)を
この春、小学校2年生になったばかりの長男とさっそく使ってみました。
この記事では、
- ワンダーボックスの教材のくわしい内容
- 実際に使ってみた小2長男の反応
- そして親である私の感想
をまとめていきます。
結論だけ先に言うと、
ワンダーボックスは
- 「よく遊び、よく学ぶ」を実践できる最高の教材
- 勉強よりも学びを重視する親向け
だと感じました。
ワンダーボックスに興味ある方は、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
通信教育のワンダーボックスとは?
![](https://gorigorikazoku.com/wp-content/uploads/2020/04/64-e1586326108343.jpg)
まずは基本情報から紹介します。
ワンダーボックスは
4歳~10歳向けの通信教育教材です。
通信教育と言えば、計算したり字の練習をするドリルをイメージしますよね?
今ではタブレット学習と言って、
タブレットを使って計算や字の練習をする教材も増えています。
しかし、ワンダーボックスはそのような
今までの教材とは全く違います。
もうビックリするくらい、まるっきりコンセプトが違います!
ワンダーボックスが提供するのは、
算数や、国語などの知識ではなく
子どもが自ら
- 感じて
- 考えて
- つくりだす(表現する)
体験です。
知識ではなく、
体験を提供してくれる教材なんて今まで1つもありませんでしたよね。
まさに次世代型通信教育(*´Д`)
![](https://gorigorikazoku.com/wp-content/uploads/2020/04/67-e1586326136317.jpg)
ワンダーボックスは、これからの時代が求める力を子どもが
「まるで遊びのような」感覚で、
わくわくしながら伸ばしていくことができる教材として誕生しました!
今までにない、子どもが自ら
感じて、考えて、つくりだす体験ができる教材って実際どんなものでしょうか?!
わくわくしながら実際に使ってみました↓
【口コミ】通信教育のワンダーボックスを使ってみた!
![](https://gorigorikazoku.com/wp-content/uploads/2020/04/54-scaled-e1586323069930.jpg)
まずびっくりしたのが、
送られてきた教材の少なさです。
今回ワンダーボックスから送られてきたのは
- シェイピー(パズル+シート)
- パズルノート
- 保護者向け冊子
この3つだけでした。めちゃめちゃ少ない。
子どもにたくさんの教材を管理させるのは大変なので、
この教材の少なさは好印象です。
アプリをダウンロード
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ワンダーボックスの教材は
アプリがメインです。
まずは自宅にあるタブレットにアプリをダウンロードして開始します。
ワンダーボックスから
タブレットをレンタルしたり、購入したりする制度はありません。
家にあるお古のタブレットやスマホでも、WIFI環境があれば利用できます。
初期費用が安くすむのも効率的でGOODです。
「ワンダーボックス」のアプリは
- iPhone…App Store
- android…Google Play
- Amazon端末…amazon appstore
からダウンロードできます。
ログインすると、
8種類のチャンネルがありました。
(毎月更新されます)
長くなりますが、全チャンネルの紹介と使ってみた感想をまとめます↓
コードクラフターズ
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まず、小2長男(7歳)が食いついたのが「コードクラフターズ」です。
コードを使って、
自分だけのプログラムをつくろう!
をテーマにしています。
7歳は最近テレビ(Eテレ)でみたプログラミングに興味あったようで、すぐにトライしていました。
子どもは感覚的にアプリを使うので
- まず手を動かしてやってみる
- 出題の意図をとらえる
- トライ&エラーを繰り返す
①から③の動きが素早くて、驚きました。
「あー、はいはいこうするのね」と問題の意味をすぐに理解して、試行錯誤を重ね、問題を解いていく姿に母はびっくりしました。
あなたってそんなに理解力あったのねと笑
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↑お菓子食べ散らかしながらやってます
母の説教の意味はまるで理解しない7歳ですが、
アプリの問題に対しては理解力が高いということがわかりました(*´Д`)
おそらく、アプリ自体が7歳でも
「見ればわかる」レベルにつくりこまれているからだと感じました。
ふだん7歳が小学校の宿題をしている様子を見ていると、
間違うことを極端に嫌っています。
間違うこと、失敗することを恥ずかしいことだと思っているのです。
しかし、コードクラフターズをやっている間は
何度も失敗して、試して、失敗してを
平気で繰り返していました。
あんなに失敗するのが大嫌いな7歳の
トライ&エラーの姿勢をはっきりと見ることができました。
ワンダーボックスおそるべし!!
シンクシンク+
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シンクシンク+(プラス)は
無料アプリ「シンクシンク」から良問だけをピックアップした改訂版です。
シンクシンクは思考力を育てる無料アプリとして、
世界中から150万ダウンロードを記録した大ヒットアプリです↓
![Think!Think!シンクシンク 思考力が育つ教育アプリ](https://is4-ssl.mzstatic.com/image/thumb/Purple113/v4/30/90/c9/3090c9df-ee75-9f10-21c2-99c552d6b348/source/512x512bb.jpg)
そこから良問だけをピックアップしたシンクシンク+の問題は、
めちゃくちゃシンプルでおもしろい。
大人がついやりたくなります(*´Д`)
![](https://gorigorikazoku.com/wp-content/uploads/2020/04/75-e1586403633526.jpg)
7歳はまたもや、
問題の解き方の説明を飛ばしてさっそくチャレンジします。
7歳のアプリの感覚的な理解力ハンパない。
1問目を見て、感覚的にさっと回答しているのに正解を次々にたたき出していきます。
OH!あなたってそんなことわかったの?!
とまたもや母は驚きました(*´Д`)
子どもの能力について、
実は母は何も知らなかったことがわかりました。
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7歳が特に気に入ったのは
「このブロックは、どっちの穴を通ることができるか?」
という問題です。
平面図で見せられたブロックを立体で考えていきます。
え、マジで立体感覚とかあったの?!
と母はもう驚き、ほめまくりました笑
7歳も普段は怒られてばかりなのに、このアプリの問題を解くと母が驚く様子を見てドヤっていました。
自信回復にも効果ありです笑
バベロン+
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バベロン+はビジュアル性が秀逸です。
問題をクリアしていくと、カギが現れます。
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そのカギを使って次の扉を開いていくとレベルアップした問題に出会っていきます。
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問題の内容は「全部のブロックをくっつけろ!」です。
(毎月内容は変わります)
7歳と一緒に考えていると、普通に母の方が回答が遅いことがよくありました。
手加減なしで、母の方が遅い。
子どもの方が頭がやわらかいです(*´Д`)
一緒に問題に取り組むという体験が楽しくて、二人で盛り上がり、時間を忘れて取り組みました。
「感じて、考える」ことを楽しいと感じるワンダーな時間でした。
↓ワンダーボックスの公式HPは
見やすくてわかりやすいのでぜひチェックしてください↓
▼公式HPはコチラ▼
![](https://www17.a8.net/0.gif?a8mat=3BBC6N+G7GTMA+4GM8+5ZMCH)
ミッションハンター
![](https://gorigorikazoku.com/wp-content/uploads/2020/04/46-e1586316737979.jpg)
このミッションハンターは、嫌いな子いないはずと思いました。
このクマが「ボス」の設定で始まります。
そして、このボスが7歳に「ミッション」を出してくれます。
子どもってミッション大好きじゃないですか!
もちろん、7歳もすぐにその設定にハマリまして笑
「ボス!できました!」とタブレットに余裕で話しかけていました(*´Д`)カワイ
![](https://gorigorikazoku.com/wp-content/uploads/2020/04/60-e1586323726786.jpg)
そのときのミッションは
「にじをさがせ」でした。
にじの写真をとって、ボスに送るというミッションです。
LINEで写真をとって友だちに送る動作と完璧に同じです。
これから使うであろう機能の練習に最適だなと脱帽でした。
ワンダーボックスのすごいところは、
そのアプリがアプリ上だけで完結しないところです。
ワンダーボックスは
アプリ×リアルのハイブリッド型教材
です。
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ボスの指令を受けて、写真を撮る。
この写真を撮る行為はリアルで行います。
身の回りを実際に見まわして、
にじいろの物はないかな?と思考をめぐらせます。
あれかな?これかな?それはどうだろう?と
一生懸命に頭を使って考えている姿がとても良いなと思いました。
7歳と一緒に暮らしていると、
考えが足りない!と思う事がよくあります。
危ないことや汚いこと、人が嫌がることを平気でしてしまいます。
そういう姿を見ているとつい
「もっと考えなさい!」と叱ってしまうのです。
![](https://gorigorikazoku.com/wp-content/uploads/2020/04/62-scaled-e1586325237656.jpg)
しかし、自分で考えてにじいろを探している姿を見ていると、
この子もこの子なりに考えているのだということがよくわかりました。
この子が考えていることをわかっていないのは、母の方だと教えられました。
ワンダーボックスを使って学んでいるのは母の方なのでは…?笑
シェイピー
![](https://gorigorikazoku.com/wp-content/uploads/2020/04/65-e1586326125630.jpg)
先ほどワンダーボックスは
アプリ×リアルのハイブリット型教材だと紹介しました。
この「シェイピー」は特にハイブリット型です。
シェイピーというパズルが自宅に送られてきます。
このパズルを使って自分で作った作品を、シェイピーチャンネルに投稿して遊びます。
7歳は、このパズル自体はあまり好きではないようでした。
ちょっとめんどくさそうにしていました。
![](https://gorigorikazoku.com/wp-content/uploads/2020/04/73-scaled-e1586402040601.jpg)
しかし、
自分の作品を
シェイピーチャンネルに投稿できる。
と知るとやる気がでました。
この仕組みはSNSですね。
自分の作品をインターネット上に投稿してみんなに見てもらう練習になります。
![](https://gorigorikazoku.com/wp-content/uploads/2020/04/68-e1586401677953.jpg)
自分の作品を写真にとって投稿する際には
「他人に見られたくない写真は投稿しないように」
と注意書きが出ます。
7歳と一緒に、人に見られたくない写真とはどういうものか?
を話すきっかけになりました。
これからの子どもたちはSNSと共に生きていきます。
インターネットを正しく使いこなすための能力は必須です。
それを遊びながら身につけることができると感じました。
遊びは学びであることが、ワンダーボックスを使うとよくわかります。
↓ワンダーボックスの公式HPは
見やすくてわかりやすいのでぜひチェックしてください↓
▼公式HPはコチラ▼
![](https://www17.a8.net/0.gif?a8mat=3BBC6N+G7GTMA+4GM8+5ZMCH)
ハテニャンのパズルノート
![](https://gorigorikazoku.com/wp-content/uploads/2020/04/44-e1586316715719.jpg)
このチャンネルも
自分の作品を投稿するタイプです。
簡単なSNSが体験できます。
- 自分で問題をつくる
- つくった問題を写真に撮る
- ハテニャンに送信する
- 返信が来る
の流れが体験できます。
自分でつくったものをSNSに投稿して、反応をもらうの疑似体験ですね。
ワンダーボックスから送られてきた数少ない
手元にある教材の1つが「ハテニャンのパズルノート」です。
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このパズルノートにある問題を
実際にえんぴつを持って解いてから、次に自分で問題をつくっていきます。
この手順は全てアプリで完結しようと思えばできるはずです。
しかし、これは
「あえて」リアルで手を動かす体験
を取り入れていると思います。
子どもは手を実際に動かすことに喜びを感じますからね。
全てがアプリ上で完結できる時代がきたとしても、鉛筆はなくなりません。
教材のメインがアプリに変わっても、
実際に手を動かす体験のバランスも大事
と言われている気がしました。
アトラニアス
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アトラニアスは算数オリンピックの問題に挑戦しますので、難易度が高めです。
7歳から見向きもされないチャンネルでした笑
アトラニアスは
他のチャンネルとは目的が違います。
このチャンネルの目的は「問題を解くこと」ではなく
「問題に向き合う」こと
です。
![](https://gorigorikazoku.com/wp-content/uploads/2020/04/71-e1586401693880.jpg)
↑めちゃ難しい笑
解けない問題について、考えるという行為自体を目的にしています。
ああかな?こうかな?と
考えること自体が楽しいと感じることができるようになれば、
その子は最強です。
思考を楽しむ
という感覚を手に入れるきっかけとしてアトラニアスは準備されています。
すぐに正解が欲しい7歳には、まだこの魅力は伝わりません(*´Д`)
しかし、このチャンネルの主旨自体はとてもおもしろい!
その視点は取り入れたい!と感じました。
ずっこけびじゅつかん
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めっちゃくちゃ意外だったのですが、
7歳が一番気に入ったのがこの「ずっこけびじゅつかん」でした。
![](https://gorigorikazoku.com/wp-content/uploads/2020/04/57-e1586323672691.jpg)
お題の1コマ目が出題されて、
そのあと2コマ目の「オチ」を考えるというものです。
2コマ漫画を自分でつくる!
コンセプトが気に入ったのか、7歳はよろこんで絵を描いていました。
これ、私には意外なできごとでした!!
7歳はもっと小さい頃から
全く絵に興味がない子でした。
描くの好きじゃないと小さいときから口にして、今も絵は苦手だとはっきり言っています。
しかし、
どのチャンネルが一番おもしろかったか?
と聞くと「ずっこけびじゅつかん」と答えました。
![](https://gorigorikazoku.com/wp-content/uploads/2020/04/50-scaled-e1586322943594.jpg)
理由は
自分だけの作品だから
だそうです。
ワンダーボックスが目指す
「感じて、考えて、
つくりだす(表現する)」体験は
子どもにとってすごく
わくわく楽しくて
ものすごく大切なことなのだと身にしみる言葉でした。
7歳は絵が好きじゃないし、苦手だからと勝手なイメージで枠にはめていたのは母でした。
まとめ
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ワンダーボックスの教材を通して
今まで知らなった子どもの姿を見ることができました。
7歳には
意外と思考力、空間認識能力があったことや
実は絵を描くのが楽しいと思っていることを発見しました。
母はいつも自分の勝手なイメージに当てはめて
子どもの能力をあなどっているクセがついていたことも知りました。
ワンダーボックスは
実は子どもにはこんなすごい力があった!
と発見させてくれる超ハイスペックな教材です。
ワンダーボックスは見えにくい子どもの能力を
ぐっと引き出すきっかけになってくれます。
↓ワンダーボックスの公式HPは見やすくてわかりやすいのでぜひチェックしてください↓
【口コミ】通信教育のワンダーボックスはどんな人におすすめ?
![](https://gorigorikazoku.com/wp-content/uploads/2020/04/53-scaled-e1586322975228.jpg)
私は、ワンダーボックスは超高性能な教材だと感じました。
学ぶ力を育てるのに最適な教材です。
しかし、ワンダーボックスの教材は
親の視点次第で、良くも悪くも感じます。
なぜなら、ワンダーボックスの教材を使っている子どもはどう見ても、
遊んでいるようにしか見えない
からです。
![](https://gorigorikazoku.com/wp-content/uploads/2020/04/74-scaled-e1586402259859.jpg)
学びを
算数や国語などのテストの点数でしかとらえない人
にはこの教材の良い所は見えにくいでしょう。
ワンダーボックスで遊んでばっかりじゃないか!となってしまいます。
ワンダーボックスで育つ力は、
思考力と意欲です。
- ものごとをいろんな方向から考える力
- 問題に取り組むことはおもしろいという意欲
この2つです。
思考力と意欲は、わかりやすく成績に反映されるわけではありません。
思考力と意欲が育っていった先に、
結果として教科の学力につながるのです。
だから、子どもの成績を上げたい!と思っている人に
ワンダーボックスはおすすめできません。
遊んでるだけじゃん…となるからです。
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しかし、子どもの
本当の学ぶ力を育てたい人
にとって、このワンダーボックスという教材は最適です。
この教材を目の前にすれば、子どもは必ず何かな?と興味をひかれます。
一度アプリを開けば、
自分で「感じて、考えて、つくりだす(表現する)」楽しさにのめりこんでいくでしょう。
子どもが自分で
「感じて、考えて、つくりだす」体験
が学ぶ力の根底をつくり、これからどんな時代になっても子どもを助けます。
これからの子どもに必要なのはただの学力ではなく、
自ら考え、つくりだす力だ!
と思うあなたならば、
ワンダーボックスはあなたの子どもに
わくわく夢中な体験を与えてくれること間違いありません。
あなたの子どもに自分で「感じて、考えて、つくりだす」
体験をプレゼントしたい方は
ぜひ一度ワンダーボックスをお試しください。
↓ワンダーボックスの公式HPは
見やすくてわかりやすいのでぜひチェックしてください↓
おしまい!
↓後日談↓
![](https://gorigorikazoku.com/wp-content/uploads/2019/03/icon-e1602554827375-150x150.jpg)