食洗機に興味があるけど
- 本当に汚れがとれるの?
- 役に立つの?
と食洗機の価値について疑問をもっているあなたのために!
食洗機を使って5年になる私が、
リアルなデメリットについてご紹介します。
デメリットについてガッツリ解説された記事は貴重なので
ぜひ購入の参考にしてみてくださいね!
Contents
食洗機のデメリット7つとは?
食洗機を全く使ったことがない人にとって、食洗機の働きに疑問をもつのは当然です。
ゴシゴシこするわけでもなく、
- 水流の力だけで汚れなんて本当に落ちるのか?!
- 使い勝手はどうなの?
- めんどうなことがあるんじゃない?
ただただキレイになるだけなんて、うまい話があるわけない!と思いませんか?
もちろん、その通りでして笑
食洗機と付き合っていくうえで受け入れなければならないデメリットがあります。
そのデメリットを理解して、受け入れることができれば
食洗機は最高のパートナーとなってくれます。
食洗機を5年使って感じるデメリットは
- 置き場がない
- 毎回ゴミ取りが必要
- 乾燥した汚れはとれない
- 食器が限定される
- パッキン下に水アカがたまる
- 調理器具は洗いにくい
- 音が大きい
この7つです。
では、はりきって解説していきますね^^
置き場がない
食洗機を導入するときに、ネックになるのがこの
「置き場」問題です。
ビルトインといって、最初からキッチンに食洗機が設置されていない場合は
キッチンのどこかに置き場を作らなくてはいけません。
うちのキッチンにも置き場がなく、わざわざキッチンの高さに合わせた本棚を自作しました↓
この置き場がない問題は根深くて、面積やキッチンの形状の問題で
どうがんばっても置けない…とあきらめてしまいがちです。
しかし、世の中にはいろいろ考える人がたくさんいました↓
↑の画像を参考にすれば、あなたの家にも食洗機を設置する方法がきっとあるはずです。
ぜひご覧ください。目からウロコです^^
最近は、この置き場がない問題を解決するために
食洗機ラックという食洗機の置き場を作るアイテムも売られています↓
これは、画期的ですね。
置き場がないという理由だけで食洗機をあきらめる必要はなくなってきているようです^^
毎回ゴミ取りが必要
食洗機を一回使うと、使った後には排水口ネットにゴミがたまります。
食器についていた野菜のクズや米粒などです。
このゴミを1回1回取らなくてはいけません。
シンクの排水口のゴミを毎日取るような感じです。
このゴミを取らずに、次に使ってしまうと洗っているのか、
汚しているのかわからなくなるので毎回必ず取る必要があります。
このゴミを取り除く作業は時間にして
1分程度です。
慣れちゃえば、簡単ですが
慣れるまでは毎回ゴミ取りめんどくさいなーと思ってしまいます笑
しかし、手洗いで食器を全部洗う労力に比べれば小さなものなので
これは我慢して行うべきゴミ取りだと思っています。
慣れですね、慣れ。
乾燥した汚れはとれない
次は、食洗機の苦手な汚れについて紹介します。
食洗機は
乾燥して固まった汚れを落とすのが苦手です。
例えば、食器について固まった米粒!
カピカピに乾燥してしまって、指でカリカリっとしないと落ちないやつです。
スポンジでも落としにくいですよね。
汚れを落とすために純粋な力が必要なものは食洗機には荷が重い。
他にもカレーが乾燥してこびりついた食器も同じです。
しかし、これも簡単な問題でして!
食洗機で洗う前に水につけておけば何の問題もありません。
無問題!
使った食器は水につけておきましょう
という古来からの教えに従い
きちんと水につけられていた食器についた汚れならば、食洗機はほぼ落とせます。
もちろん、余洗い不要です!
余洗い(よあらい)とは?
食洗機に入れる前に、食器を撫でるように軽く洗うこと
私は5年間余洗いを全くやったことがありません。
しかし、汚れはきちんと落ちていますし、食洗機が故障することもありませんでした。
余洗いはしなくても大丈夫です^^
食洗機対応不可の食器は使えない
食洗機ってものすごい水圧と高温で食器の汚れをとってくれる家電です。
なので、食器にもそれなりにダメージがいきます。
だから、食洗機対応と表示のある食器を使うのがベストです。
しかし、以前から使っている食器をもちろん使いたいですよね。
基本的に普通の陶器なら食洗機で洗っても問題ないと私は思います。
食洗機内の水圧や高温で、陶器の食器が欠けた経験はありません。
問題はプラスチックの食器です。
子どもがいる家庭ではプラスチックの食器も多いですよね。
プラスチックの食器は食洗機対応不可のものが意外と多いので、確認が必要です。
食洗機対応不可のプラスチックの食器を食洗機で洗ってしまって↓
- 塗装が剥げた
- タッパのフタが歪んだ
- お箸ケースが割れた
などの失敗をしたことがあります。
特に100円均一の食器は、食洗機対応不可のものが多いです。
そして、高級な食器にも注意が必要です。
食洗機の中で食器は高温度にさらされるので、破損の危険もあります。
デリケートな食器には食洗機使わない方が無難でしょう。
このように、食洗機では
安全に洗える食器が限られてしまいます。
しかし、普通の陶器の食器が8割を占める家庭が多いでしょう。
プラスチックの食器にだけ注意すれば
何でも食洗機で洗える状況を作ることはそんなに難しいことではありません。
パッキン下に水アカがたまる
食洗機って、毎日洗剤で食洗機自体も洗浄しているのだからキレイだよね?って思いませんか?
私は思っていました^^;
食洗機にはお手入れモードもあるので、
定期的にお手入れモードを使用していれば食洗機自体は清潔だと思っていました。
しかし、あるとき食洗機のドアの裏側のパッキンの下を歯ブラシでこすってみると、
出るわ出るわ!
たまった水アカ!
ヘドロのように黒くなっていてびっくりしました。
引きましたね!(*´Д`)
食洗機のドア裏のパッキン下も定期的に掃除しましょうね!
ってしっかり教えといてよ!びっくりしたよ?!
お手入れモードがあるからといって、油断してはいけません。
お手入れモードでは取り切れない水アカが食洗機にはあるのです。
しかし、これは誰もが使っている
洗濯機にも言えることです。
洗濯槽ってお手入れモードだけでは取り切れない水アカがついています。
定期的に分解して掃除してくれる業者を呼んでいる人以外は、
絶対に少しくらい水アカのついた洗濯槽で洗濯しているはずです笑
だから、掃除は定期的にしつつ
気にし過ぎないことも家電を使うためには大事ですよね。
調理器具は洗いにくい
食洗機を買ったら、洗い物から解放される!と思って買うと
ちょっとがっかりするかもしれません。
それは、食洗機を買ったからと言って
洗い物が全てなくなるわけではないからです。
食洗機では
調理器具を洗いきれません。
フライパンや鍋の手洗いから逃れられるわけではないことを覚えておいてください。
小さな手鍋くらいは洗えるかな?と思いますが、それも状況次第です。
食洗機は食器優先!
食器を入れてしまえば、調理器具を入れるスペースなど生まれようもないのがリアルです。
食器を洗い終わって、全部出して、
それから2回戦として調理器具を洗うのはどう?
と思うかもしれません。
その方法も可能ではありますが、現実問題それをやる人は少数です。
なぜならば!
食洗機を使って一番めんどくさいと感じるのは!
洗い終わった食器を食器棚に戻すことだからね!笑
洗い終わった食器を食器棚に戻して、調理器具を再度洗うなんてことは非常にめんどくさいと言えます。
なので、食洗機に食器は任せた。
調理器具はもう手で洗った方が早いしラクだわ。という結論に誰もが辿りつくはずです。
なので、これから食洗機を買うならば
食洗機で調理器具を洗う事はほぼない
と知っておいてください。
調理器具を洗えるのは食器がないときだけです。
そして、そんなときはほぼないでしょう笑
では、ご唱和ください。
食洗機は、食器だけ洗ってくれるもの!
(/・ω・)/
音が大きい
さて、デメリット7つもいよいよ最後になりました。
フィナーレを飾るのはこちら
「音問題」ですね。
食洗機、稼働中は音が大きいです。
稼働している間は水流音がジャバジャバザーザーと鳴り響き続けます。
わが家はキッチンの横にテレビがあるので、
食洗機が稼働中はテレビの音量を爆上げです笑
ドア一枚隔てることができれば、寝ている子どもを起こすほどの大きさではありません。
しかし、やはり真横で聞いているとうるさいと感じます。
あと、食洗機ビギナーにとっては
稼働時間が長く感じるはずです。
え?!まだ洗ってんのかよ?!
と最初は思うはずです。私もそうでした。
自分で洗っていたら、静かだし15分あれば大体終わる。
しかし、食洗機を使うと爆音だし45分かかる笑
ここだけ聞くと
食洗機ダメじゃん?
と思いますよね。
でもね、
食洗機の存在に慣れちゃえばこの音も時間も気にならなくなります。
必ずなります。
なぜなら、食洗機の存在は食器洗いのハードルを下げてくれるから!
食器洗いって家事の中で一番腰が上がらない仕事です。
食後に15分間立ちっぱなしで洗い物をしつづけるのは重労働…
しかし、食洗機があれば食器洗いは5分で終了。
あれほど重かった腰が
よし、5分ならがんばろうに変化するのです。
これが食洗機の魔法です。
食器洗いは重労働ではなく、5分で終わるもの
と思えるようになる。
この意識改革を起こしてくれるのが食洗機なのです。
食洗機のデメリットを知ってから買うべき理由とは?
さて、さんざん食洗機のデメリットについてチクチクと語ってきましたが!
私は食洗機は買うべき家電だと主張します。
なぜなら!
私が紹介したデメリット7つはどれも
- 慣れてしまえば
- 環境を整えてしまえば
クリアできる問題ばかりだからです。
デメリットをたくさん紹介した理由は、
買う前にこのようなことがあるよ!と知っておくことで食洗機を買ったあとの
ガッカリ感を減らすためです。
何か問題を感じても
「あーオッケーオッケー許容範囲!」
と思えるように、私が感じたことのあるデメリットを紹介しました。
私が今回紹介したデメリットを
デメリットとはとらえていますが、受け入れられる範囲だと考えています。
家電は万能ではありません。
使い道は意外と限定されているもので、
実は使い方を間違えると期待した効果は得られません。
食洗機を効果的に使うために、
デメリットを把握しておくことは大事なことです。
では、今回紹介したデメリットを踏まえて
食洗機という家電をまとめると
こまめな掃除は必要で、調理器具は洗えない!
でも、
陶器の汚れは任しとけ!
ちょっと音はうるさいが
時間の余裕をプレゼント!
なんかうさんくさいキャッチフレーズになってしまいましたね笑
でも、家電を効果的に生かすためにはデメリットの把握も重要です^^
デメリットもしっかり把握して、ぜひ食洗機のすばらしい効果を実感してみてくださいね!
↑これがPanasonicの売れ筋で5人用
ちなみに、食洗機は家族人数より1人分多いものを買う方がいいですよ^^
おしまい!