すべての家事を時短するための本「家事の手間を9割減らせる部屋づくり」

リビング

家事がなかなか片づかない原因は「私」ではなく「部屋」のせいでした!やったー!

炊事、洗濯、掃除とそれぞれの家事の時短術はたくさんの情報があります。

しかし「部屋づくり」の視点から家事を時短する!という情報はなかなかありませんでした。

 

知的家事プロデューサーとして活躍する本間朝子さんが書かれた

「家事の手間を9割減らせる部屋づくり」には、

すべての家事を時短できる部屋づくりについてのヒントがたくさん詰まっています。

 

この記事では、家事に最適な部屋づくりをすると、家事が「勝手に」片づいていくというウソみたいな話について詳しく説明します!

この部屋づくりが成功すれば、あなたの家事を部屋が助けてくれるようになりますよ!

家事を時短するには「流れがある部屋」をつくること

リビング

流れがある部屋とは

いちばん少しの手間で家事を片づけられるようにモノが配置された部屋のこと

部屋って知らないうちに散らかっていますよね。

なぜ散らかるかというと、いつも適当にモノを置いてしまっているからです。

帰ってきたときって、手に荷物をたくさん持っていますよね。

 

そのとき、かばんや買い物袋って「とりあえず」ソファの上や机の上に置いてしまっていませんか?

「とりあえず」のつもりでも気がつけば次の外出時までそのままなんてことがよくあります。

それが散らかりの原因です。

 

帰ってからすべてのものを流れるように片づけることができる部屋。

それが「流れのある部屋」の一歩目です。

 

たとえば、あなたは家に入るときに

カギと

ダイレクトメールと

買い物袋を持っています。

 

  • 玄関を上がってカギを置き
  • ダイレクトメールをゴミ箱に捨て
  • 買い物袋はキッチンに置く

この流れにそって、玄関からキッチンに向かう道のあいだに

カギを置く場所をつくり、ダイレクトメールを捨てる箱をつくります。

 

そうすれば、全部をリビングのテーブルの上にぐちゃっと置きっぱなしにすることはなくなります。

「流れのある部屋づくり」ができると部屋の散らかりを予防できる「予防片づけ」ができます!

 

モノが散らかる原因4つ

仕事の小物

モノが散らかる4つの原因

  1. 定位置がない
  2. 使う場所と収納場所が離れている
  3. 収納するのに手間がかかる
  4. 収納場所に余裕がない

モノが散らかる原因はこの4つだけなのです。

家に散らかっているものの多くには家がなく迷子なのです。

迷子なのか、家が遠いのか、家に入りにくいのか、家がせまいかのどれかということ。

よく散らかるモノは

「使う場所の近くに」「簡単に出し入れできる」「家」をつくってあげましょう!

 

よく散らかるアイテム代表は

  • 文房具
  • リモコン
  • コート
  • カバン
  • 書類、DM

です。モノが帰りたくなるような絶妙な場所に家を用意しましょう!

 

夫が散らかす!と怒っている人へ

夫ばかりが散らかして!と怒りたくなりませんか?私もよく思います。

使ったら元に戻してくれたらいいのに…!とイラっとしてしまいます。

でも実はそれは夫が悪いのではなく、収納場所が悪いことが多いのです。

 

夫がよく脱ぎ散らかす場所って決まっていませんか?

もし決まっていたら、その場所に収納をつくってみましょう。

 

狙った場所に作った収納に、決まったものが入っている瞬間は最高にグッときますよ^^

 

 生活動線に家事を組み込む

タオルをしぼる

部屋の散らかりを予防した「予防片づけ」ができるような流れのある部屋ができたら、

その間に家事を組み込んでいきます。

 

流れのある部屋のなかで家事をついでにおこなうことができ、

いつのまにか家事が片づくという魔法のようなことができるようになるのです。

 

その極意は「生活動線に家事を組み込むこと」です。

生活動線(せいかつどうせん)とは

トイレに行く、着替えをするといった基本的な生活をするための動線のこと

むずかしく聞こえるかもしれませんが、

代表的な例として「出勤ついでにゴミを出す」ことと同じです。

 

私の家はトイレの横に洗面台があって、洗濯機がおいてあります。

  1. 朝トイレにいくついでに洗濯機によって
  2. 洗い終わった洗濯物を出して片づけ場所に持ってくる
  3. わざわざ洗濯をとりにいくために洗面台に行く必要がなくなる

家事は毎日のことで、毎日同じ動きをしているとつい慣れてしまって、わざわざとりに行っているという感覚もなくなりがちです。

しかしその積み重ねに使っている時間はとんでもない長さです。

 

私たちは生活のために、家の中を何度も往復し、たくさんの距離を移動しています。

このムダをはぶいていくことで、家事がめんどうだと感じる気持ちを小さく小さくしていくことができるのです。

 

生活動線に家事をくみこむことは掃除でいえば「ながら掃除」をすることです。

 

料理をしながら、調理台をふくというように料理中に調理台の掃除を組み込んでしまいます。

「生活動線に家事をくみこむ」を早速実践

私はまず、洗面台で歯をみがくときに洗面ボウルをみがくことにしました。

そこで、洗面台にスポンジを置いて、スポンジの収納場所も一緒につくりました。

洗面台においたスポンジ

今のところなかなか快適で、洗面ボウルみがきは1カ月続いています^^

 

掃除しようとしたら、掃除道具が遠い…というのは掃除する気持ちもしぼんでしまいますよね。

毎日必ずする動作の間に家事をくみこみ、その家事をすばやく行えるように、手の届くところに道具を配置しましょう。

 

まずは掃除場所の近くに掃除道具をおく!から始めてみてください。

洗面所って髪の毛がたくさんおちるので、洗面台にクイックルワイパーは最初の一歩にいいかも!

https://gorigorikazoku.com/jitankaji-quickle

 

家事を時短する部屋づくりのポイント3つ

本の内容

では次に流れのある部屋をつくっていくためのポイントを3つ説明します!

  1. 流れよくモノを配置する
  2. 家事の流れをルール化する
  3. そもそも家事が生まれにくい部屋にする

 

流れよくモノを配置する

ハサミ

私たちは自分の気持ちで動いているようですが、実は部屋のモノの配置によって「動かされている」部分がたくさんあります。

 

ハサミを使いたいと思ったら、ハサミの収納場所まで歩いてとりに行きますよね。

あなたはハサミがある場所まで動かされてしまっているということです。

 

つまりモノの配置しだいで、人は動き方が変わります。

モノの配置のキホン

  1. モノを通り道に置く
  2. 家事の流れをジャマしないように置く

 

モノを通り道に置くとは?

たとえば、玄関からリビングまでの間で外出先から持ち帰ったモノが片づくように配置することです。

玄関からリビングまでの間にカギやダイレクトメールの出し入れしやすい使いやすい置き場をつくるということ!

必ずする動きの間に片づけ場所を作ることです。

 

家事の流れをジャマしないように置くとは?

たとえば、テレビのコードやゲームのコード、携帯の充電コードなどのコード類。

ぐちゃぐちゃに床に広がっていませんか?コードが床に広がっていると掃除機がかけにくいです。

モノをどかすという手間は掃除をしなくなる原因の一つです。

 

このモノをどかすという手間を完全にはぶくために、コード類は床にはわないように配置すること!

これが家事のジャマをしないモノの配置です。

 

リビングで掃除機をかけたいのに、掃除機は階段下の収納棚の中…なんてこと

ありますよねー!私も気をつけます!

 

家事の流れをジャマしないモノの配置の仕方を考えましょうね!

家事の流れをルール化

チャックリスト

家事は同じことの繰り返しのはずですが、毎日なんとなくこなしてしまっていることが多いものです。

一番早くてムダのないやり方を考えて、それをルール化してしまえば、優先順位を考えたりする手間なく家事が進んでいきます。

たとえばこんなルール

  • トイレットペーパーがなくなったら、最後に使った人が補充する
  • お風呂から最後に出た人が、お風呂の窓を開けておく
  • ティッシュペーパーが残り3箱になったら、買い物リストに追加する
  • 服は脱いだら洗濯機に入れる

いちばん効率のいいやり方を考えるのはちょっと大変です。

しかし最適なルールが定着してしまえば、それから先はずっとずーっとラクに家事がまわっていきます。

やり方がバッチリ決まっていれば、家族も家事に参加しやすくなりますよね。

家事が生まれにくい部屋にする(予防家事)

アイデア

人はやらなくてもいい家事に追われていることがよくあります。

そもそも家事が生まれにくい部屋にすることも大切なことです。家事を予防する「予防家事」ですね。

 

予防家事といえば、掃除です。そもそも部屋が汚れにくい環境をつくるということです。

たとえばこんな予防家事

  • 炒め物をするときはコンロのついたてする
  • 換気扇にフィルターを貼る
  • 風呂のカビを防止する「防カビくん煙剤」を使う
  • 紙皿使う

便利な道具をうまくつかって、まず汚れを予防すると余計な家事が増えない部屋づくりをすることができます^^

 

水曜日はごはん作らないというルールとかもいい。

そもそも料理しなければ汚れないですから、最高の予防家事ですね。

部屋づくりのポイントまとめ

  1. 流れるように片づけるため、通り道にモノの収納場所をつくる
  2. 床に直接モノをおかない
  3. 効率のよいルールをつくる
  4. 部屋がそもそも汚れないように便利グッズを使う

 

https://gorigorikazoku.com/jitankaji-tomobataraki-goods

 

家事が時短できる部屋づくりをする最大のメリット

ママが子どもを抱き上げている

たくさん説明したので、息切れしてしまっていませんか?

そんなあなたに「家事の手間が9割減らせる部屋づくり」の最高のメリットをお伝えします。

 

部屋づくりは1度、1日ではすみませんし、たくさん考えないといけません。

しかし、1度最高に手間の省いた部屋づくりに成功すれば一生ラクが続きます!

その部屋に暮らす限り一生です!

あなたのラクのために最初の部屋づくりだけはがんばちゃいましょう!

 

時短にはシェアがかかせない!家族に家事シェアする方法2つ

家族

どんなに家事の手間をはぶいても1人で家事をまわすかぎり、ラクできる範囲には限界があります。

だから家族が誰でもできる状態に変えていきましょう。

家事シェアのためにするコト

  1. 一緒に家事をする
  2. アイメッセージを使う

一緒に家事をする

まずは一緒に洗濯ものを片づけたり、掃除をしたり、見本をみせながら真似してもらいましょう。

家事を任せるときは自分とやり方が違っても、キツく注意してはいけません。

 

そうすると相手は二度とやらなくなってしまうかも。最終的にその家事が完結するならOK。

6割程度できていればOKという広い心でのぞみましょう。

 

アイメッセージを使う

家事をシェアしたいのに、家族にその気持ちを伝えるとイマイチのってもらえないことがありますよね。

そんなときは相手を責めたくなります。でも責めてしまって、ケンカになってしまうと意味がありません。

 

目的は家事シェアです。

だから「あなたはいつも~!」と相手を責める言い方ではなく

「私は」こうしてほしいと思っていると「私」を主語にして話しましょう。

 

私を主語にする言い方を「アイメッセージ」といいます。

相手を責める言い方ではなくなるので、相手も話をきいてくれるはずです!

 

「家事の手間を9割減らせる部屋づくり」の口コミは?

「家事の手間を9割減らせる部屋づくり」の本について説明してきましたが、

この本に対する世間の反応はどうか気になりますよね?^^調べましたよ!

 

口コミ

  • 写真の説明がいっぱいでわかりやすかった!
  • 読みながら、うちではこうしよう!というアイデアが浮かんでくるのが面白かった
  • 家事をラクにする考え方を教えてくれる本

とくに斬新なことが載っているわけではないのだけれど、

ちょっと視点を変えて新たな気づきをあたえてもらったという感想が多かったです。

 

すぐに取り入れてみました!という報告も多い印象でした。

自分の家に取り入れるとどうなるかな?とアイデアがわいてくる本ですからね!

私もさっそくとりいれたことがたくさんありました^^

 

部屋づくりを成功して、すべての家事を時短しよう!

本の表紙

「家事の手間を9割減らせる部屋作り」の本を読んで

すべての家事を時短するために部屋づくりからとりくみましょう!

 

家事がめんどうなのはあなたのせいではなく環境のせいです。

 

この本にはワークブックがついていて、説明にそって書き込むだけで、簡単に自分の環境を見直すことができます。

 

小手先の時短術を少しずつとりいれるのではなく、

根本から「あなたの家事の手間を9割減らせる」最高の部屋をつくりあげてください。

部屋づくりが成功すれば一生ラクが続きます!!

 

この本をいますぐ手にとって、忙しいあなたを助ける部屋づくりをはじめましょう!

 

本を読んでいるヒマもない!というあなたは便利グッズから予防家事を始めてみては?↓

https://gorigorikazoku.com/jitankaji-tomobataraki-goods

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