ミニマリストとは必要最低限の大好きなもの「だけ」の暮らしを実践する人たちのことです。
少ない持ち物で暮らす人として知られています。
私はモノの管理が苦手で、
じゃあいっそ持ち物を少なくしてしまえば
管理も簡単だし、家事も楽になるし、快適じゃん?
というミニマリストの考え方にすごく共感しました。
さっそく家のモノを捨てまくり断捨離を始め、ミニマリスト活動を始めました。
子どもが増えて家の中のモノの量は激増していたので
これはいい!と思って始めたミニマリスト活動でしたが
家族から大ブーイングでした笑
この記事では私がミニマリスト活動をする中で
- 失敗したこと
- 家庭でミニマリストをやめた理由
をご紹介します。
家庭を持ちながらミニマリスト活動をやってみたいと思っている人は、
私と同じ失敗をしないようにぜひ参考にしてくださいね^^
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Contents
ミニマリストをやめた理由とは?<夫編>
家庭でミニマリストをやめた理由は、
人は変えられないと知ったからですね。
この結論にいたるまでに
私が犯した最大の失敗を紹介します。
ミニマリストを志した私は、
家庭のあらゆるものを捨てたい欲求に駆られていました。
そして最大の罪、
他人のモノを勝手に捨ててしまったのです。
夫のモノを勝手に捨ててしまった
まあこれは怒られますよね^^;
夫がため込んでいた資格勉強の参考書が山のようにありました。
年に一度しかないその資格試験を受験するならば、
結局毎年新しい参考書を買う事になります。
私はそのことを知っていたので、
また今年受けるならば今年買うだろうと思ってまとめて、
許可なく捨ててしまいました。
もう、めっちゃくちゃ怒られました!
私の夫はいつもすごく温厚な方なので、怒られて私もすごく反省しました…
捨てる前は、片付ける時間のない夫の代わりに
片付けてあげているという正義感すらありました^^;
しかし、人が所有しているモノは、他人から見てどんなにガラクタであっても
他人が勝手に捨てる権利はありません。
今でも申し訳なく思います。夫、ごめんね。
その後、どうなった?
勝手にモノを捨ててしまったことを深く反省した私は、それから一切夫のモノに触らなくなりました。
この事件は3年以上前のできごとですが、今だにモノがなくなると
「捨てた?」と聞かれてイラっとします笑
一切触らないことに決めましたから!
散らかっても、なくなっても知りません!
引っ越して、夫の部屋ができたので、夫のモノは全て部屋に放り込まれるようになりました。
家をキレイにしたいと思ってるのに
どうして協力してくれないの?
と最初は思いました。
しかし、だんだんと夫の片付けと
私の片付けの基準が違うことを受け入れ始めました。
部屋をいつも100%片付けたい人と
30%片付いていれば全然OKの人が一緒に暮らすならば
100%片付けたい人が妥協する方が簡単です。
人が散らかした分まで1人で100%片付けようと頑張ると、
必ずキャパオーバーになるのでそれはやってはいけません。
もう!私ばっかり片付けてるじゃん!とキレます。(100回以上経験済み笑)
だから、片付けスキルの高い方が妥協するしかないのです。
他人を変えるのはマジ絶望的にムリですから。
変えるなら自分の方がコスパ良いと知りました。
他人は変えられない
私がミニマリストっていいなって思って毎日キレイに片付けたいと思っていても、
夫はそれを望んでいません。
同じような片付け基準に巻き込もうとすると反発を受けます。
他人から「もっとモノを捨てて、整理して片付けしなよ」と言われも、相手は絶対に動きません。
受け入れてくれる人もいるかもしれませんが、少数でしょう。
「夫婦でミニマリストです!」みたいなブログも見かけますが
ごく稀な例であることを知っておいてくださいね^^;
↓この家庭は夫婦でミニマリストですね。極めて貴重な例です
私はミニマリスト活動を始めて3年たちますが、
夫に何の変化もありません。
自分がモノを少なくして快適に生活している様子をみることで、家族もだんだんと
感化されてきます。
だから自分に集中しましょう!
という文言も何度か見かけたことがありますが、わが家の場合は誰も感化されてくれませんでしたね。
でも、夫に何の変化もないことを怒る権利は私にはありません。
だって夫は今の生活に何の苦も感じていないのですから、変わる必要なんてないのです。
<教訓>
ミニマリストを実践するならば
1人でやるべし!
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ミニマリストをやめた理由とは?<子ども編>
子どもが必要最低限のおもちゃで遊んでくれたら、片付けも楽だし最高ですよね。
でも実際に、子どもにミニマリズムを教えるなんて
環境的にも、性格的にも無理だったお話をします^^;
おもちゃの増加は止められない
ミニマリストの私にとって悩ましいのが、子どものおもちゃ問題でした。
子どものおもちゃは
無尽蔵に増えていくと言って間違いありません。
誕生日、クリスマス、発表会、運動会がんばったねのご褒美や、ガチャガチャにハッピーセットに100均一のおもちゃ!
それを買って欲しい子どもに
買ってあげたいじいじやばあばがついているからです。
先ほど言ったように、
他人を変えるのはマジ絶望的に無理です。
私は子どもにおもちゃを買い与えるじいじやばあばの行動が、
最初はホントに嫌でイライラしました。
あなたたちは買ってあげて満足かもしれないけど、
その後すぐに飽きてしまったおもちゃを
ずっと管理するのは私なんですけど?!!
と内心キレまくっていました。
でもね、他人は変えられません。
「嫁が買わせてくれない」と言われると肩身が狭いし、
夫にも「先の長くないじいじやばあばの道楽だから付き合ってあげて」と言われます。
じいじやばあばの買ってあげたい意思を変えることは不可能です。
おもちゃの増加は
環境的にどうあっても止まりません。
この環境的に止められないものに、抵抗しようとするとストレスがたまります。
おもちゃの増加は受け入れるしかないと学びました。
ミニマリスト的にはストレスフルですが…
おもちゃを整理しようとすると嫌がられる
子どもに
「全部大事にできないから、
大事にできる量だけに減らそう。
遊ばないおもちゃは捨てよう」
と話しながらおもちゃの整理を定期的にするようにしていました。
しかし、いつも返ってくる答えは
「全部大事なの!捨てないで!」です。
こう言われるのでミニマリスト的な
お気に入りのおもちゃだけで満足に遊ぼう!なんてレベルに行きつくのはハッキリって
無理ですね^^;
このおもちゃは使ってないよね?
これはもう遊ばないよね?
と1つずつ確認しながら捨てていきますが、
もう増えるペースに減らす量が追い付きません。
私は減らしたいのに、増えていくおもちゃにストレスが溜まります。
親から見て、
全然遊んでないじゃん?!
絶対全部好きじゃないじゃん?!!
と思っても、それは親の気持ちであって子どもの気持ちではありません。
夫のモノを勝手に捨ててしまった大事件を経験したので、
子どものモノであったとしても勝手に捨てていいとは思いません。
しかし!しかしね!!
夫のモノと違って、子どものおもちゃを片付けるのは9割方私の役割なので、
おもちゃの量に口を出す権利はあります。
おもちゃは1軍、2軍制度で決着
捨てる許可がもらえないので、おもちゃは1軍、2軍制度にしました。
あまり遊ばない2軍のおもちゃは2階の押し入れへ、
よく遊ぶお気に入り1軍のおもちゃは1階の子ども部屋に置くようにしました。
2階に長く放置されているおもちゃもたくさんあって、
忘れているようなおもちゃは勝手に捨てたいところですが我慢しています。
子どもってふと思い出すので…そのときにないと信用問題になります。
子どもであっても、ウソをついてはいけません。
2階に置くよ、捨てないよと言って納得してもらっているのに、勝手に捨てたらもう2階にも置けなくなってしまう。
インスタや雑誌や暮らし系本に載っている美しい子ども部屋の少ないおもちゃを維持するには、
親の並々ならぬ努力があると推察されます。
小さいときから、おもちゃはこの箱に入るだけの量にしようねと言っているので納得しています。
という話も聞きますが私はウソでしょ思っています笑
もちろん素直な子もいると思いますが、
絶対に譲らない子だっていますからね。
親が心地よく感じる量が
子どもも心地よく感じる量かどうかはまた別ですよね。
子どもにミニマリズムを教えるのは、私には無理でしたし、
強要すべきではないと考えました。
<教訓>
子どもにミニマリズムを教えるのは環境的にも、性格的にもムリ
ミニマリストは1人でやるべし!!
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ミニマリストは家族に迷惑?
私は昔から自信家で、
自分のやることが一番正しい!
と思っているところがあります。
- モノを減らすことで管理が楽になるし
- モノもなくならないし
- 部屋もきれいにできるじゃん?
このミニマリスト理論にどんな反論があるの?
ぐらいの勢いです笑
でも、ミニマリスト活動を家庭に持ち込んでみて
- 私の思想が一番正しいワケじゃない
- 私だけが暮らしている家でもない
- 私の正しいが、夫や子どもの正しいと同じわけでもない。
と学びました。
だから、自分の気持ちだけで
家庭に無理やりミニマリスト活動を導入するのはやめました。
家族に迷惑がられてまで続ける精神力もありませんでした。
ミニマリスト活動を始めて3年、
家庭の中で私の権限で減らせるものは全て減らしました。
でも夫のモノ、子どものおもちゃは私に決定権はありませんので増えるばかりで減りません。
結局家の中は、いつも散らかっています笑
事あるごとに、
あきらかに役目を終えたモノ、
壊れたモノは所有者と相談して捨てるよう促しますが、
嫌だと言われれば捨てません。
ミニマリスト活動をしたことで、家の中のモノは激減して快適になりました。
私自身の所有物はいつも少なくミニマリスト的です。
しかし、夫や子どものモノはどんどん増えていきます。
私が正しいと思うミニマリズムを
他人は正しいとは思わない
そのことを受け入れるまでに、とってもイライラしました。
私は家族のためを考えて、モノを減らそうって言ってるのに
どうして協力してくれないの?!!と。
しかし、そのこと自体が家族からすると
ありがた迷惑である可能性が多々あります。
家族は変化を望んでいませんからね(*´Д`)
一緒に暮らす人がいて
これからミニマリスト活動をやってみようかな?
と思っている方にくれぐれも伝えたいことは1つです。
ミニマリスト活動は家族を巻き込んではいけません。
ミニマリストは1人でやるべし!!
おしまい!
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ミニマリストと一緒に暮らしている夫の気持ち
「ミニマリストうざい笑」を代弁した記事がこちら↓