今日もお疲れさまでした。季節の変わり目に子どもは必ず体調を崩しますよね。夜になって布団に入ると、とくに鼻がつまって苦しかったり、鼻水が出て気持ち悪くてグズったりします。
私はそんな子どもについイライラしてしまう自分に、心がせまくて嫌だなと思ってしまいます。私と同じような思いをもつ方へ、どうすればそんな夜に少しでもいい気持ちでいられるか一緒に考えてみましょう。
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夜の子どもの鼻水にイライラするのは、自然なこと。
子どもが小さい間は自分で鼻をかむこともできないし、鼻が楽になる方法をあれこれと試してあげようとしても、全部拒否されてしまいます。スヤスヤ寝ているかと思ったら、突然鼻づまりで起き出して大泣きなんてこともあります。
パパと交代で対応すればいいと言っても、体調不良の子どもがママがいい!と言えば対応するのはママになりますよね。
そうなると夜中に何度も起き出す子どもに付き合うのは、どうしてもママです。子どもが鼻水でつらいのはわかるのだけれど、夜中に何度も起こされて、グズられて、私はイライラします。
実際に何度も何度も夜中に起こされる体験をした方ならわかるはずです。絶対に、イライラしてきます。
まず、イライラして当然だと受け入れてしまいましょう。
イライラに罪悪感をもつ必要はない
世間一般には「子どもがつらいのだから、優しくするのが母親だ」という考えがあるでしょう。本当は鼻水がつらいと訴える子どもに優しいママでいたいし、そうで「なければならない」と思っています。
そう思ってしまっているから、イライラすることに罪悪感を覚えてしまいます。
子どもに優しくいたいと思って、一生懸命やっているママだからこそイライラすることも当然あることなのです。私はがんばっていると、認めてあげましょう。
夜に何度も起こされて、すぐに治りようもない鼻水がつらいとグズグズ泣かれて、平気でいられる人はいません。
夜、眠いのは当然です。開き直って、いいんです。イライラして、あたり前!
子どもの鼻水にイライラして怒鳴ってしまう前に、ママの限界を伝えよう
イライラしてくると「しんどいねー」「鼻水いやだねー」という共感の言葉もでなくなってきます。そして最終的には「もういい加減にして!しょうがないでしょ!」とキレてしまった経験が、私には多々あります。
でも「もういい加減にして!」という言葉にはまるで意味がありません。
ただ自分のイライラを減らすために発した言葉です。子どもに対してママがどのような状態かを伝える効力はないのです。
イラついてきたなと感じたらシンプルに「ママは寝たい。鼻水つらいね。でも寝たい」と伝えましょう。
子どもに優しい言葉ではありませんが「もういい加減にして!」より、ずっと意味をなす言葉です。こんなこと言っても、子どもの鼻水は治らないし、グズりは止まらないかもしれません。
でも無意味にキレてしまうより、ずっと理性的でいられます。
子どもにママの状態を伝えるときのポイントは「短く、大きく、1つだけ」です。
子どもは自分のことしか見えていませんから、ぼそぼそとつぶやいても届きません。怒鳴るのではなく、短い言葉で、大きな声で、1つのことだけ、はっきりと伝えましょう。
大きな声ではっきりと「ママ眠い!寝たい!」です。
がまんにがまんを重ねて、最後に怒鳴ってしまうより、ずっと気持ちのいい方法です。
イライラする自分を認めて、ママも1人の人間
鼻水がつらいと訴える子どもに優しくしてあげたいという気持ちはある、でもイライラしてしまう自分がいることを認めましょう。
決して悪いことではありません。そんなもんで、それでいいです。
睡眠を何度も邪魔されて、鼻水をなんとかしてくれと、手に負えないことを大きな声で訴えられて、平常心でいつも優しくなんてやってられません。鼻水はたいてい時間がたてば治ります。
その時々をママが悲しい気持ちにならずに、なんとかクリアできればそれでOKです。
ママだって、子どもだって1人の人間です。子どもが鼻水がつらいと主張するなら、ママだって寝たいと主張する権利があります。
私の次男は鼻がムズムズすると夜に強烈に泣きさけびます。なだめるのにも限界がきたとき、ママは寝たい!と何度も伝え続けると「わかったー寝るー」とグズりながらもしぶしぶ寝てくれました。
子どものためにママが身を犠牲にすることが、当然のことではありません。
ママと子どもの間に、お互いにいい妥協点をみつけられるように主張しあうことが自然ってものです。
スナフキン名言より
「いつもやさしく愛想よくなんてやってられないよ。理由はかんたん。時間がないんだ」
子どもと一緒に暮らすこと。