子どもって悪気なく大きな声を出します。
うれしさや楽しさから「キャーーー!!」って大声で耳がキンとなる経験が何度もありますよね。
子どもの声は人間が
不快に感じる周波数でできています。
何か危険があったときに親の耳に届きやすいようにその周波数でできていますが、うんざりしますよね。
子どもの声に、つい反射的に「うるさい!」と怒ってしまってしまいませんか?
子ども3人を育てる私もそうです。
毎日家の中はキーキーキャーキャー騒いで動物園です笑
この記事では、子どもの声につい「うるさい!」といってしまう本能のしくみと、
子どもの声はうるさくて大きな音ですよね。
大きな音というのは本能的に恐怖を感じます。
そして、その恐怖は怒りへと変化します。
大きな音→恐怖→怒り
食べものを狩っていた時代から
人間は恐怖を感じると
身を守るために怒るようにできているのです。
だから、怒りの発生をとめることはできません。
怒りには、相手をおどろかせてひるませる効果があります。
怒りは自分を守ろうとする反応です。
だから、怒りのスピードはとてもはやい
そりゃあ、怖いことがあってから怒りだすまでに時間がかかっていたら死んじゃいますからね。(狩りの時代の話)
だから子どもが大きな声を出すと
恐怖から怒りがわいてその怒りを自分で認識するまえに、
すぐに「うるさい!」とどなってしまいます。
どなるとスッキリしますよね。
どなることは怒りという嫌なきもちを発散するためのかんたんな方法です。
しかし、どなることはクセになりやすく、
怒るほどに怒りやすくなってしまいます。
では、どうすればこの本能的な怒りをとめられるのでしょうか。
子どもの声は不快な周波数!上手な付き合い方5つとは?
子どもの声は不快な周波数のために、うるさいものです。
しかし、子どもに「うるさい!」とどなってしまうと嫌なきもちになってしまいますよね。
この怒りをとめるには
理性にはたらいてもらわなくてはいけません。
しかし、怒りがうまれ、理性がうごきはじめるには
6秒のズレがあると言われています。
だから、理性がおいついてくるまでのこの6秒間をたえなければいけません。
「うるさい!」とどなりたくなる気持ちを
6秒間だけおさえることができれば、どならずにすむのです!
怒りをおさえるための理性がおいつくまでの
6秒間をやりすごすための5つの方法をお伝えしますね。
深呼吸をする
イライラすると、呼吸があさくなり早くなってしまいます。
ゆっくりと呼吸するだけで、気持ちを落ちつけることができます。
コツは「息をながく吐く」ことです。
はくことだけに意識を集中してください。
そうすると自然にたくさんの息を吸うことができます。
深呼吸には心身をリラックスさせてくれる絶大な効果があります。
「うるさい!」の代わりの言葉をきめる
イラっとすることがあったときに、
自分の気持ちをしずめる言葉をあらかじめ用意しておきます。
どんな言葉でもOKです。
例えば私は「ぶぶちゃん!」といっていました。
イラっとしているのにおもしろい言葉を口にすると気がそれて落ちつくことができます。
「ぶぶちゃん!」なんて言葉がでてきたらママも子どもも一緒に笑ってしまいます。
子どもが笑いだすとさらにぐっと落ちつけますよ。
とにかくその場をはなれる
「うるさい!」と口にする前にとにかくその場をはれましょう。
場所を変えるだけで、気分が変わることがあるのと同じ要領です。
子どもの大きな声が耳にキンときたら
とにかくその場をはなれて逃げてください。
逃げるが勝ちです。
クールダウン6秒
シンプルに「1、2、3、4、5、6」とかぞえてみる方法です。
このカウントは怒りが爆発するまでのカウントダウンではないことをしっかりと考えながら数えてください。
落ちつくまで、怒りのピークが過ぎさっていくのを数えながら待ちましょう。
耳栓をする
一番おすすめの方法は、もう声自体が聞こえにくくする方法ですね笑
裏技的に耳栓を使ってみてください。
耳栓って音を完全にシャットダウンすることはできないので、
子どもの声がわりと聞こえます。
音量が下がる感じになるので、子どもにバレないようにつけてみるといいかもしれません(*´Д`)
耳栓は100円均一で売ってますよ!
もし1度でも成功したときはうんとほめる!
もし、1度でも成功したらママは自分をいーっぱいほめてください!
声に出して「私えらい!」といったり、
紙に書いたり、ちょっと贅沢なお菓子を食べたりしてもいいです。
自分が怒りの衝動に勝てたことをみとめましょう。
「たった1回くらい…」と思わないで、その1回を大切にしてください。
その1回1回が成功体験となっていきます。
成功体験がかさなると「うるさい!」の衝動とつきあっていく自信ができます。
自分で自分をコントロールできた!この体験はママの自信になります!
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子どもの声はあえて不快な周波数でできている
子どもは不快な周波数で大きな声を出してきます。
あえてそのようにできています。
それをうるさいと感じる気持ちも
あえてそのようにできています笑
すべて正しい体の仕組みとして埋め込まれているものなので、
うるさいと感じることに罪悪感は必要ありません。
子どものうるさい声に怒りがうまれてくることも本能でとめられないものです。
そして、ついうるさい!と怒鳴ってしまうこともまた本能です( ;∀;)
本能ばっかだな!
怒りがうまれ、理性がはたらくには6秒間のズレがあることを知って、
「うるさい!」とどなってしまう前に6秒間だけ怒りをやりすごす方法を身に着けましょう。
怒りがぶわっとわいて、どなりたくなっても
「6秒間だけ!」と思ってください。
6秒間をのりきるために、できることはなんでもやってみましょう!
イライラや怒りを抑える方法を「アンガーマネジメント」と言います。
1冊読んでみると怒りとの上手な付き合い方がわかりますよ↓
そんな自分との付き合い方をご紹介します。
Contents
子どもの声は不快な周波数でできている?
子どもの声はよく通って、ママの耳に届きやすいと感じませんか。
子どもの声の
周波数は2000ヘルツだと言われています。
2000ヘルツというのは耳で聞いたとき、
一番大きく聞こえる周波数です。
あの黒板をひっかく嫌な音も同じ音域に入っています。
不快な音は意識していなくても、どうしても耳に入ります。
子どもは生きていくために、大人に目を向けてもらわねばなりません。
常に子どもの声をひびかせて、
視界にいれておいてもらうために、
あえてこの周波数の音を出しているのです。
サルなどが出す警戒音もこの音域です。
危険から身を守る本能として子どもの声はうるさいのです。
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子どもの声がうるさいと怒るのはなぜ?
子どもは危険から身を守るためにあえて不快な周波数で声を上げます。
しかし、親はその声をうるさいと感じてイライラしてしまいますよね。
このイライラもまた
本能のしくみから説明することができます。