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【口コミ】映画「群青戦記」の感想。原作をオマージュした別の作品としてみよう

2021年3月12日公開の映画【群青戦記】を公開初日に見てきました!

  • あらすじ
  • 感想
  • 原作ファンにおすすめするか?

をまとめていきます。

 

結論を先に言うと

原作を全部読んで、原作ファンだけど、

映画パラレルストーリーも許せる私からすると

映画おすすめ度は★3つです。

強烈な原作ファンは見なくていい

原作ファンでも映画のパラレルストーリーを許せる人は

別の作品として楽しめる

三浦春馬の遺作に期待している人、若手役者好きの人にはおすすめ

となりました。

 

群青戦記を見に行こうか迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください。

<全面ネタバレあり!!

閲覧はご自身の責任で!>

群青戦記とは?

「群青戦記」とは2013年からヤングジャンプにて連載されていた漫画です。

 

内容は

ある日スポーツ強豪校である高校が、戦国時代に飛ばされてしまった!

襲い掛かってくる戦国武将たちを相手に、

高校生たちが自分の持つアスリートの力で立ち向かっていく

戦国青春群像劇(ぐんぞうげき)

です。

群像劇とは

登場人物1人1人にスポットをあてて

集団が巻き起こすドラマを描くスタイルの劇のこと

 

戦国武将vsスポーツ高校生

という対決が珍しいですよね。

 

現代のアスリートたちが戦国時代に行って

人殺しのためにスポーツの技術を使う

意外と強いという描写がみどころです。

高校生たちはタイムスリップした戦国時代で

  • 豊臣秀吉
  • 織田信長
  • 徳川家康

などの有名武将たちと出会いながら

現代の知識を駆使して戦いを繰り返していきます。

 

歴史変動の要素も加わってくるので

戦国武将×スポーツ高校生×タイムパラドックス

と要素もりもりのお話となっています。

 

原作は17巻完結で本能寺の変までの歴史を詳細に描きます。

しかし、映画では桶狭間の戦い

原作の本能寺の変でのエピソードを混ぜたストーリーに書き換えられています。

映画【群青戦記】の登場人物は?戸田がいない…

映画の登場人物は公式HPにまとめられています。

 

この登場人物一覧を見て私が気になったこと

いや、原作ファンみんなが思った(だろう)こと

を言わせてもらうと

戸田はどこだ

戸田!!

戸田がいない(´;ω;`)ぶわっ

戸田とは原作で人気のある

卓球を駆使して戦うめちゃつよキャラです。

 

たしかに、戸田はストーリー上重要ではないよ。

いらないキャラクターかもしれないよ。

でも、みんな戸田を見たかったと思うんだよね!

原作があるんだから、原作ファンのそういうツボは押さえておいてほしかったな!!

 

おそらく、卓球のラケットではなく

包丁で首を切っちゃう描写が映画的にアウトなんだと思う。

どうした藤岡その頭!

藤岡さんは丸刈りだろぉ?!

丸刈りにキラキラ輝く純情の高校球児の瞳!

それが藤岡だろぉ!

なんで普通に毛生やしてるんだよぉ…

しかも、小暮とかいう新キャラに丸刈りキャラ渡してる(´;ω;`)ブワッ

原作藤岡さんの役割を二つに割って

  • 相棒思いの部分…藤岡
  • お留守番役&丸刈りの部分…小暮

になった感じですね。

小暮の方が藤岡要素強くない?!笑

 

相良もドレッドじゃないし、

髪型くらいなんで原作通りにしないの!

 

脚本が変わるのはしょうがないけど、

髪型はそのままでもいいじゃん!

原作あるんだから、ファンのそういうツボは(略)

 

映画見ると、小暮がかなり重要なキャラで驚きました。

丸刈りなのにめっちゃ頭いいキャラでした笑

キャストすごくいい

その他のキャストはすごくいいです。

キャラのスタイルと、俳優のキャラがあっていると思います。

↑成瀬くんのキャラ写真いい出来です。

相良から「前髪バカ」と称されるキャラづくりはおいしかったですね(^^)/

↑濱田龍臣くんのオタクキャラ好きなんですよね。

いっちゃってる吉元に似合ってます。

 

映画の吉元は全くサイコ的部分がなく

ただの科学好きな純情青年でした。

吉元な部分はカバンだけ。

松山ケンイチの織田信長いいよね。

松山ケンイチは変わった役をやるのがうまいから、変り者の織田信長はハマり役。

映画では登場時間少なくて脇役過ぎでした。

 

公式映画HPの登場人物一覧を見て、言いたいことは終わったので

次からやっと映画本編のあらすじをまとめます。

映画【群青戦記】のあらすじは?

↑ある日、戦国時代にとばされた主人公

西野蒼(新田真剣佑)たちスポーツ強豪校の高校生たちは

いきなり襲ってきた武士たちに虐殺されていきます。

この襲ってくる武士たちが

武士っていうかどう見てもゾンビ

高校生がどんどん血みどろで切られてしまうので始めの15分はパニック映画です。

 

そんなパニックの中、高校生たちは

アスリートとしての力を使いながらゾンビ武士たちに立ち向かいます。

↑不破

ゾンビ武士たちを率いてきたのは

織田信長の家臣、梁田政綱(やなだまさつな)に成り代わった不破でした。

 

不破は梁田に成り代わり、

織田信長を操作して歴史を改変することを狙っていたのです。

 

不破は歴史を変えて現代を壊そうともくろんでいて

不破が変えた歴史を修正するために

学校ごと蒼が連れてこられたという筋書き。

学校を攻めた不破は人質をとって去っていきました。

↑徳川家康

不破が去ったあと、徳川家康が現れ学校を制圧します。

 

↑コウタ

蒼とコウタ(幼馴染)は学校を代表して徳川家康と交渉し、

織田信長の陣、丸根城からの人質救出作戦を行うことになります。

 

丸根城にいる信長の兵力は500。

対する高校生たちはなんと30人弱。

 

徳川家康「お前たちで先陣をつとめるのだ」

( ゚Д゚)マジカ!

まさに鬼の所業!

 

↑遥

救出作戦に向かう道中、敵に襲われたコウタがあっさりと死亡。

さらに瀬野遥(幼馴染)が人質として連れ去られてしまいます。

 

立ち直れないほどへこむ蒼を奮い立たせてくれたのが(鬼の)徳川家康でした。

徳川家康「大切なもののために命をかけて戦え」(要約)

蒼「俺は仲間を守るために戦う!

徳川家康マジ優しい尊敬。天下泰平の志がハンパない好き)」(要約)

と絆を深め合います。

そのころ、学校のお留守番組(小暮)が大活躍↑

明日の昼に不思議な岩に雷が落ちた時に現代に帰れる!と

あっという間にタイムスリップの謎を解いてしまいます。

この間5分くらい。

やばい頭いいお留守番組。

 

この事実を蒼たち救出作戦組に伝えるために

陸上部が走ります。

 

コウタの死を乗り越え、

蒼は仲間たちと丸根城へと出発しようとしたとき。

そこに陸上部到着!間に合った!

なんとあと2時間後

丸根城を出発しないと雷の時間に間に合わない!

 

え、じゃあみんな帰ろうか?

みたいな雰囲気に一瞬なりかけたけれど

人質救出作戦に熱い思いのある人たちの

「行くぞぉ!!」に押されて全員出陣。

 

丸根城に突入する高校生

なんと23名。

特攻隊過ぎてツライ。

何人帰って来れるんだよ。

戦わないで帰らせて…とか思っていても無情にも戦いが始まります。

武士たちは未知のものを怖がるはずだ。そこに勝機がある!と

蒼の作戦で襲撃はスタート。

すでに負け戦濃厚の気配がすごい。

 

野球や、アメフトの技術を未知として

ボールを思いっきり投げ込んだり

アメフトのタックルを食らわせたりして突撃。

最初はかく乱できましたが、すぐに対応されて

仲間たちがどんどん斬られていきます。

相良が死んで

高橋が死んで

黒川が死にます。

 

主要キャラほぼいなくなる。

( ゚д゚)ポカーン

高校生がやられる様はまさにバトルロワイアル。

 

みんながバッタバッタと倒れながらも

なんとか目的の人質を救出成功。

逃げようとしたけども立ちはだかる不破。(ですよねー)

絶体絶命!のときに現れたのは徳川家康でした。

気持ち的には「三浦春馬きたぁあああ!」

 

ああ、これは家康生存ルートでいけるか?と思ったとき

ドカーン。銃で一発ですよ。

不破に家康はドカンされました。

原作ではここから家康がかなり喋って

蒼に引き継がせる重要なシーンですが全カット!

「あとを頼む」

の一言だけでー!!

家康が退場!

蒼「あんたは死んじゃだめだろ!!」

という全くその通りなセリフとともに、家康沈没。

 

不破がえげつないことをやったので蒼の

「アイツはやらなきゃダメだ」

スイッチが発動します。

 

家康をドカンした不破を蒼が追いかけていくと

次に不破はまだ藤吉郎時代の豊臣秀吉をぶった切ります。

不破の歴史改変魂パない。

不破「ほら、また歴史がかわったw」

全てを破壊したい不破vs仲間を守りたい蒼対決は

遥の助太刀のおかげで蒼が勝利しました。

描写的には、蒼が初めてまともに真剣を握って

斬りつけて血を吹かせたのが不破です。

蒼が覚悟をもって、不破を切り伏せた表現でした。

ここは熱かった。

 

そしてここからが怒涛のご都合展開!笑

 

健康な状態で4時間かかるはずの帰り道なのに

残りは3時間しかない。

 

みんな急いで!と歩きだすが、

生き残った仲間たちは満身創痍で

肩を貸してもらって歩くものが多数いる状態でした。

なのに、次のシーンでは学校に到着していて

雷の時間に間に合う謎の展開。

 

うーん、ここはいただけない!笑

時間計算は正確にお願いしますよ!

 

蒼と遥だけは不破との闘いで遅れていたので

馬を使ってかっとばして時間を合わせてきます。

これはわかる。

他の生徒たちも馬に乗ったということでよろしいか。

 

そして、ラストシーン。

歴史を修正しなきゃ!という使命感から

蒼は戦国時代に残る決断をします。

遥「いやだ!ダメ!私も残る!」

健気な遥の説得にまるで耳を貸さない蒼。

遥が傷の手当のために巻いてくれた思いでの手ぬぐいを大事にするからと言い残し

1回だけハグしてさよならです。

 

遥の説得をまるで聞き入れない

 

現代に戻った遥は、

新しい徳川家康の姿絵が見つかったニュースを知ります。

 

その姿絵には蒼にあげた手ぬぐいと

同じ柄(朝顔の柄)の着物を着た人物が描かれていました。

不破との闘いのときに蒼についた、額の刀傷もありました。

 

新しい徳川家康は蒼だったのです。

 

蒼は戦国時代に残り、

徳川家康に成り代わり

歴史の修正に成功したのでした。

群青戦記|映画と原作の違いはどこ?

映画と原作は

もうまるっきり違うものなので、どこが違うか?

よりもどこが同じか?を探す方が早いかもしれません笑

恋愛要素は?

凪はでてこないので、蒼の恋愛は遥が相手です。

映画では遥とコウタの恋人設定はありません。

 

蒼と遥は両想いとなります。

 

しかし、ラストでは離れ離れなのでくっつくことはありませんがね!( ノД`)シ

 

蒼が戦国時代に残った理由は「遥がいる現代を守るため」です。

徳川家康が死んでしまったら、

歴史が変わって現代が消えてしまうかもしれません。

遥がいる現代が消えないように、

大切な人を守るために蒼は命をかけて戦国時代に残ったわけですね。

徳川家康が教えてくれた

「大切なものを守るために命をかけて戦う覚悟」を蒼は実践したのです。

 

うまいエピソードのまとめ方でした!

コウタの死

ここは外せないですね。

原作通り行われました。

 

状況はもちろん違いますが、

蒼が覚悟を決めて戦う決意をするための重要なキッカケですからね。

 

コウタの死は避けられません。

さらばコウタ。死にざまかっこよかったぞ。

家康の死

話短いから家康死ぬところまでいくかな?と

微妙に思っていましたがありましたね。

 

家康の死を外すともうなんのための群青戦記かわからないですからね笑

 

家康が死んで、春馬も…

家康が「あとを頼む」と言って死んで、春馬も…

と思うと別の涙が出そうでしたが…

 

群青戦記を見るとき、誰しもこの思いが付きまうでしょう。

信長の死

話の舞台が桶狭間だから、

まだ信長は全然死にません。

 

桶狭間の戦い後から、

蒼がすでに家康に成り代わったので

原作よりも歴史の修正はしやすいかもしれませんね。

漫画家は登場しません

タイムパラドックス系の映画で、

のちの世にどうやって伝わっているかって重要な部分です。

 

だから、原作で登場し続けた漫画家はいた方がいいのでは?

と思っていたのですが、登場しないままでしたね。

 

珍妙な姿で戦う者たちが描かれた屏風が

のちの世に伝わることはありませんでした。

 

そのかわり、徳川家康の新しい姿絵という形で

のちの世に残りました。

 

もちろん、戸田も最後まで登場しません。

↑どうしても言いたい。

名物不破のアヘン漬け

不破!信長アヘン漬けやってない!

信長超元気じゃん!

 

信長のことアヘン漬けにしたからこその不破じゃないの??

漬物師の不破が不在!

 

実は不破は秀吉を殺せていませんでした。

なので、不破が戦国時代で歴史改変としてやったことは

徳川家康を没したことだけ。

ここを蒼が徳川家康になることでスムーズに修正しました。

不破が起こした歴史へのいたずらを

蒼が人生かけてなかったことにしてくれたのです。

現代に帰る、帰らない

原作通り、蒼は現代に帰りません。

 

徳川家康として、役目を全うしたことは

遥たちのいる現代が平穏そうな様子をみることで明らかです。

遥は蒼を好きだったので、一緒に戦国時代に残る選択はありました。

「私も残る!」と言ってくれていたのでね。

でも、蒼は黙殺でした。

「君のいる未来を俺が守るから」ってやつですね。

 

お話的には納得していますが、

私はかじりついてでも戦国時代に残る遥を見てみたかった笑

口コミ|群青戦記の感想まとめ

群青戦記を映画一本に詰め込もうとしたところに無理がありましたね。

 

蒼の歴史オタクキャラとか全く生かせてないし

信長も秀吉も全面に出てこないまま終了してしまった。

 

原作を知っている人が見ると、あまりにも苦しい展開。

原作で死なないキャラも死んじゃうのはけっこう悲しいです。

 

舞台を桶狭間の戦いに置いたことで

群青戦記の原作を知らない人向けの

一本の映画としては完成しています。

 

ストーリーもわかりやすいし、

群青戦記のおもしろい設定と

最大のオチはしっかり受け継いだ感じです。

 

しかし、原作ファンを満足させる形には到底できていないと感じます。

尺が短すぎるんですよね。

ちはやふるみたいに3部作になっていてちょうどいい。

 

この映画は群青戦記ではなく

群青戦記をオマージュ(リスペクト)した

歴史×タイムパラドックス系映画だと感じました。

 

戸田を出してくれていたならば、もう少し寛容になれたかもしれません(こだわる)

原作を知らない人が見たなら、

  • 戦国武将と戦う高校生アスリート!
  • 無事に現代に帰れるか?!

という2つのテーマで楽しむことができます。

 

家康に成り代わることで時代を修正した!というオチも

初見ならかなりグっとくる終わり

だと思います。

 

原作を知っていると当然すぎて気づきませんが笑

なので、原作を知らない人の方がずっと肩の力を抜いて楽しめるでしょう!

口コミ|映画【群青戦記】は誰におすすめするか?

映画、群青戦記は

【原作の群青戦記を知らない人】におすすめします。

 

原作ファンならば、怖いもの見たさ、

もしくはこれは群青戦記をオマージュした

別の作品という気持ちで見てください。

 

あー、原作だったこうなるのに

あー、ここは原作だともっと熱いのになあ

原作を引き合いに出してしまう人は純粋に楽しめないでしょう(私のこと)

 

この映画は群青戦記を知らない人に、

群青戦記のハイライトをぎゅっと詰め込んで

見せつけるための映画です。

 

群青戦記を知らない友だちを誘って一緒に見て

原作はもっと巧妙で熱いぜ!

とおすすめするのが正しい楽しみ方だと提案いたします。

 

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